iPhoneからアンドロイドスマホへ変えてみて、問題がひとつありました。それは、「フリック入力の『わをんボタン』が、ホームボタンと競合する」です。
いくつか試してみた結果、使っているGoogle日本語入力の場合は、キーボードを少し上へ移動することで改善できました。
この記事では、Androidのフリック入力とホームボタンの競合の解決方法を紹介します。
アンドロイドのフリックとホームボタンの競合を解決
アンドロイドは画面最下部に、「戻る・ホーム・メニュー」の3つのボタンがあります。これらは、設定で非表示(ジェスチャー操作)にできます。
非表示にすればディスプレイ領域が拡大するので、望ましいです。
ホームボタンと「わをん」とが競合
ただ問題があります。フリックで入力すると、「わをん」とホームボタンが競合するのです。
そのためテキストで「わをん」を入力すると「ホームボタンが入力された」と誤認識され、ホームへ戻ることが多々あります。
「わをん」は、使用頻度の高いボタンです。注意しないとそれらを押すたびにホームへ戻ってしまい、ストレスがたまります。
キーボードを、上へ移動して解決
これを回避するには、キーボードを少し上へ移動できればよいです。
ぼくが使っているGoogle日本語入力では、キーボードを片手モードに設定することで解決できました。
追記 2021年4月16日
AndroidのGoogle日本語入力は、Gboardに統合されました。
片手モードにすると、キーボード全体が小さくなります。これでホームボタンとの競合はなくなりますが、表示領域が狭くなり操作しづらいです。

そのためキーボードを少し上へ移動させ、領域を目一杯大きくすることにしました。
端の一番下に、キーボードの移動と拡大のボタンがあります。これをタップ。

キーボードの調整モードに切り替わります。好みの位置と大きさが決まったら、完了ボタンをタップ。

使いやすいキーボードに、カスタムが完了。これでキーボードの操作性を保ったまま、ホームボタンとの競合を避けられます。

まとめ
以上、アンドロイドのフリックとホームボタンの競合を解決する方法でした。
キー入力のたびにホームへ戻っては、スマホの操作にストレスが溜まります。スマホのキーボードは1日に何度も入力するので、競合はなくしたいです。
キーボードの大きさや位置を調整して、競合しないように使いやすくカスタムしてみてください。