Apple Watch Series7は充電時間短縮でバッテリーを解決

公開日 2021-09-17 最終更新日 2021-10-20

2021年秋に、新型Apple Watchの発売がスタート。
今回のナンバリングは、Series7です。
2015年に初登場した第1世代から、通算で7世代目となります。

Apple Watchは、肌に密着させて使うウェラブルデバイスです。
日中だけでなく着けたまま眠ることで、睡眠ログをとれます。
それゆえバッテリーの稼働時間が重要ですが、Apple Watchのバッテリー稼働時間は世代を重ねても延びていません。
発表されたSeries7も、連続稼働時間は18時間とこれまでと変わらずです。

バッテリー稼働時間が延びずがっかりしたひともいるかもしれませんが、Appleは今後もそこに力点は置かないと思います。
そこでこの記事では、Appleの選択したApple Watchバッテリー問題の解決策について書いてみます。

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Apple Watch Series7は充電時間短縮でバッテリーを解決

時計型のウェラブルデバイスは、Apple WatchだけでなくSamsungやファーウェイなども発売しています。

バッテリー稼働時間に注目すれば、SamsungのGalaxy Watchは小さいサイズのものでも120時間以上。
ファーウェイのHUAWEI WATCH GTにいたっては、小型のものでも一週間もちます。
Apple Watchは18時間ですから、競合に比べ極端に短いのがわかります。

稼働時間を延ばす方法は2つあるが…

バッテリー稼働時間が短いのであれば、改善する方法は2つしかありません。
それは以下です。

  1. バッテリーの容量をアップする
  2. 消費電力を少なくする

1. バッテリーの容量をアップする

最初に思い浮かぶのは、単純にバッテリー容量を大きくすることです。
しかし腕時計型デバイスのApple Watchは、大きくするにも限度があります。

もはや限界まで、バッテリーの容積は取っているはずです。
これから増やせるとしても、形状からほんの少しのレベルでしょう。
ウェアラブルデバイスの場合、バッテリーの容量アップは非常に難しいと思います。

2. 消費電力の低減

もうひとつは、バッテリー消費を抑えることです。
チップが進化するごとに、バッテリーの消費は少なくなっているでしょう。
しかし連続稼働時間は、Series1から延びていません。
なぜか。

もともとApple Watchのディスプレイは、腕を上げるアクションで点灯する自動表示でした。
それがSeries5から常時表示になり、Series7では形状そのままでディスプレイがサイズアップしています。

初代に比べ消費電力は上がっていそうに思えますが、実際の稼働時間は18時間のまま。
つまり新型チップで消費電力を抑えてもその分を新機能へ回すため、稼働時間に変化がないのです。

Appleはバッテリー稼働時間を延ばすより、機能を増やすことでApple Watchの体験の豊かさを優先しているのだと思います。

チャージ時間の短縮がAppleの解答

バッテリーの稼働時間を延ばす方法ではないですが、Apple Watchの使い勝手を良くする方法が他にひとつあります。
その方法とは、バッテリーのチャージ時間の短縮です。
むしろAppleはバッテリー稼働時間は据え置きのまま、チャージ時間の短縮に力を入れているように見えます。
Series6とSeries7とで、80%まで充電の時間を比較すると一目瞭然です。

Series 7Series 6
80%までの充電約45分約1時間
100%までの充電非公表約1.5時間
Series7は、Appleの高速充電USB-Cケーブルを使用時

外すタイミングで、チャージ完了できればベスト

考えてみればスマートウォッチは、片時も離さず着けているわけではありません。
シャワーを浴びたりお風呂に入ったりしているときは、多くのひとがApple Watchを外すはず。

その時間は、短い人なら15分くらいです。
一日のうちでApple Watchを外す間にバッテリーを十分に補充できれば、稼働時間が18時間でもやっていけます。

Appleは「Series7のバッテリーチャージ時間は、Series6に比べ30%短縮した」と発表しています。
バッテリーチャージの時間は、iPhoneやiPadではほぼ取り上げません。
ところがApple Watchでは、セールスポイントのひとつとして強調しているのです。

そのことから、Appleはバッテリー稼働時間そのものを上げるつもりはなく、チャージ時間短縮による使い勝手向上を考えているのが明らかです。

Series6を一年使って、バッテリーに関して困った記憶はない

今後、Appleがどのくらいまで、チャージ時間を短縮できるかわかりません。
しかしSeries6を1年間使ってみての個人的な感想は、「Series6のチャージ時間で、十分に丸一日の使用に耐えられる」です。

ぼくは夜にシャワーを浴びてから、その後リビングでくつろいでいる間の30分ほどと、朝の支度の15分ほどをチャージ時間にあてています。
寝るときにも着けていますが、「バッテリーがなくて困った」という自体にはおちいっていません。

Series7ではさらにチャージ時間が短縮されるなら、バッテリー問題は相当軽減されるだろうと思います。

まとめ

Apple Watchは、単体で積極的に操作して使うデバイスではありません。
腕に着けっぱなしにして、エクササイズや睡眠時間を自動的に測るのが主な使い方です。

そのためバッテリー稼働時間は長ければ長いほど良いですが、Appleの方向性がそちらにないことははっきりしています。
新型が出るたびApple Watchのバッテリー稼働時間の増加を望んでも、おそらく期待はずれに終わるでしょう。
それよりも、「自分の生活サイクルのどのタイミングでチャージすれば、不都合なく使えるか」を見定めながら使うのが良いです。

今後もAppleはリニューアルのたびチャージ時間を短縮し、利便性を向上してくれると思います。

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セルラーモデルはもちろんのことGPSモデルでも、Apple Watch単体で音楽を楽しめます
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