ブログで長く読まれる記事とアクセスの集まる記事との違い

公開日 2021-01-03 最終更新日 2021-10-20

ブログの記事には、長い期間に渡って読まれる記事と、すぐにアクセスが集まるけど廃れてしまう記事があります。
この2つにはどういう特徴があるのか、考えてみました。

結論から言えば、以下の2つが言えます。

  • 扱っているテーマの主題が大きいほど、長く読まれる記事になりやすい
  • 扱っているテーマの主題が小さいほど、短期間アクセスされる記事になりやすい

では、詳しく解説します。

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ブログで長く読まれる記事とアクセスの集まる記事との違い

検証の題材として、まずはこのブログで最もアクセス数のある記事を取り上げます(執筆時現在)。

その記事は、2020年1月26日の『Apple TV+のキャンペーンで一年間の無料体験。解約の方法と実際に見てみた感想』です。

Apple TV+の主題の大きさとは

どの記事にも、主題があります。
主題には、対象範囲の大きいものと小さいものがあります。
この「主題の大きさ」に、長く読まれるかどうかのポイントがあります。

取り上げた記事の主題は、「Apple TV+の無料体験」です。
そこで「これより大きい主題は、なんだろう」と考えると、「Apple」という会社や、「IT」という業界が思い浮かびます。
その逆に、「Apple TV+の無料体験」より小さい主題を考えると、「AppleTV+の作品一覧」や「作品ごとの解説」などがあります。

図にすると、以下のように表せられます。

IT業界 > Apple > 製品 > サービス > AppleTV+ > 無料体験のオプション > 作品一覧 > 作品ごとの詳しい解説

このあとの説明をわかりやすくするため、アルファベットをつけます。

(A)IT業界 > (B)Apple > (C)製品 > (D)サービス > (E)AppleTV+ > (F)無料体験のオプション > (G)作品一覧 > (H)作品ごとの詳しい解説

主題が大きいと、抽象度が高くなる

記事の内容は「Apple TV+の無料体験」なので、(F)にあたります。
これより左に行くと主題が大きくなり、右に行くと小さくなります。

左へ行けば行くほど、「(A)IT業界」や「(B)Apple」など、テーマの範囲が広くなります。
大きな主題の記事を書くと、内容は抽象的になります。
その結果、でき上がる記事は普遍的なものになり、時間が経っても風化しにくいです。
つまり、長く読まれる記事となります。

大きな主題を書くは、筆力が必要

主題が大きくなると記事の背景が広くなり、多くの資料を集める必要があります。
ベースとなる知識も不可欠で、破綻なく読ませるための構成力も要ります。
執筆の難易度は、おのずと上がります。

つまり大きい主題は、以下のようになります。

  • 内容は抽象的になる
  • 内容は普遍的になる
  • 普遍的なため風化しにくく、長く読まれる記事になる
  • ただし、執筆の難易度はアップする

主題が小さいと、具体的になる

その逆に右へ行くと、「(G)作品一覧」や「(H)作品ごとの詳しい解説」など、主題は小さくなります。
例えば、「(H)作品ごとの詳しい解説」に主題を絞ると範囲は一気に狭くなり、より具体的になります。

その結果、でき上がった記事は特殊な内容となり、範囲が狭い分、検索で上位表示を狙えるでしょう。
つまり、大きな主題に比べ、よりアクセスを集めやすい記事ができます。
記事の背景は限定的なため資料は少なくて済み、執筆の難易度は下がります。

小さい主題の記事をまとめると、以下になります。

  • 内容は具体的になる
  • 内容は特殊になる
  • 特殊なため検索で上位を狙え、短期間でアクセスを集められる
  • 執筆の難易度は低い

もう一つの例として、iPhoneの記事を分析

主題の大小により、記事の性質が変わるのがわかってきました。
ではもう一つの例として、以前に書いたiPhoneの記事を取り上げます。

まずはiPhoneの主題の大きさを、図にします。

(A)IT業界 > (B)Apple > (C)製品 > (D)iPhone > (E)iPhone12 > (F)iPhone12Pro Max > (G)純正ケース > (H)シリコーンケース

シリコンケースでアクセスを集めているが…

新しいiPhoneの発売にあたり、「(H)シリコーンケース」の記事を書きました。

「(H)シリコーンケース」は主題が小さいため、執筆時現在は一定のアクセスを取れています。
ただ、来年、再来年はどうでしょうか。
おそらくこの記事は、まったくアクセスを取れていないでしょう。
来年、再来年にはiPhoneの新しいモデルが出て、この情報の価値がかなり低くなるからです。

4年前の記事で、いまだに読まれているものがある

一方、4年前に書いたApple関連の記事で、いまだにアクセスのあるものがあります。
それは以下の記事です。

この記事に関連する主題を表すと、以下になります。

(A)IT業界 > (B)Apple > (C)製品 > (D)iPhone7 > (G)純正ケース > (H)シリコーンケース

記事で取り上げている主題は、「(B)Apple 」や「(C)製品」と、わりと大きめのものを選んでいます。

記事執筆当時は、iPhone7が発売されていました。
もしこの記事でiPhone7のケースについて書いていたら、いまだにアクセスが取れているでしょうか。
iPhone12の出ている現在となっては、ほぼアクセスはないでしょう。

つまり『アップル製品の連携が便利すぎる【抜け出せない】』という4年前の記事がいまだに読まれているのは、その主題が比較的大きなものだからとわかります。

まとめ

記事には、長く読まれるものと、短期間にアクセスを集めるものがあります。
その2つの違いは、題材にしている主題の大きさです。

主題が大きいほど、記事は長く読まれやすくなります。
その反対に主題が小さいほど、短期間にアクセスを集めやすくなります。
ブログで記事を書く際には、「この2つの性質がある」と知っておくと戦略が立てやすいです。

ブログの成長度合いで、記事を書き分ける

例えば、ブログ立ち上げて間もないときは、まずはアクセス数を稼いでドメインパワーを上げることが先決です。
そのため、短期間でアクセスを集められる「主題の小さいもの」を集中的に書くと、成果をあげやすいです。

ブログが軌道に乗って、ある程度アクセスが取れてきたら、今度は「主題の大きなもの」を意識的に書いたほうが良いでしょう。 
主題が大きく長く読まれる記事を徐々に増やし、アクセスの安定した資産価値の高いブログを目指すわけです。

こうして主題の大きさによる記事の性質の違いを理解すると、その日の気分でテーマを考えるより、ブログの価値を効率よく高められます。

以上、長く読まれる記事と短期間にアクセスを稼ぐ記事の考察でした。
ブログを書く際の参考になれば幸いです。

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ブログは読みやすい文章かどうかで、離脱率が大きく変わります。
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