2014年のできごと

2014-12-29 8:40

いよいよ年も押し迫ってきました。今年一年、個人的に色々なことがありました。特に大きかった出来事は以下の3つです。

 

1 親指シフトを覚えた
2 引っ越しをした
3 一眼動画をはじめた

 

2と3は特に説明は不要でしょう。親指シフトについては初めてその名称を聞いた人も多いかと思います。

 

親指シフトとはキーボードの打鍵方法の一つです。ワードプロセッサーの開発が盛んだった1979年に、富士通が独自開発した打鍵法です。特徴はキーポジションをほとんど動かさずに、一つのアクションですべての文字を打てることにあります。ローマ字打ちは子音の場合、2文字打つ必要があるため、理論的にはローマ字打ちより1.7倍速くキーボードで文章を書くことができます。

 

残念ながら時流に乗れずに廃れてしまいましたが、今でもマニアックな人に支持されて、有志によってPC向けのエミュレータが無償で提供されています。

 

自分は親指シフトの存在については以前から知っていましたが、いくら打鍵スピードがあがるとはいえ、十代の頃から慣れ親しんでいるローマ字打ちをいまさら変える気にはなれませんでした。しかしよくよく考えてみると、メールやライターの仕事など、ひと月に打鍵してディスプレイに表示させる文字の数は、どう少なく見積もっても3万文字はあります。年にすると36万文字です。け、けっこうな数です。汗

 

多少の訓練と慣れるまでの躓きはあるにせよ、習得したあかつきには倍近くのスピードで打てるかもしれない。いっそのこと覚えてしまったほうがよいのではないだろうか。そう考え、8月の頭から練習をしてみることにしました。

 

キーポジションを覚え、かなりスローではあるにせよ、何とか打てるようになってきた1ヶ月後にすべてのキーボードの入力を親指シフトにスイッチ。慣れないうちはあまりにも不自由でローマ字打ちに戻りたい誘惑に何度も駆られましたが、秋が深まるころには、ほぼ支障なく使えるようになりました。

 

また、この打ち方のメリットは単にスピードがアップするというだけではありませんでした。 ローマ字打ちであれば、いったん脳内でローマ字に置き換えて文字を打つことになるのですが、親指シフトはキーそれぞれにかなが振り分けられています。それは、思考をそのままストレートにディスプレイに表示させることができるということです。些細なことかもしれませんが、これはとても大きなことでした。文章を書く上で、とてもよい影響を及ぼしました。

 

向いていなければすぐに止めようと思ってはじめましたが、物理的にも精神的にも生産性の向上を図れるようになりました。何でもやってみなくてはわかりません。今年を思い返すと、やはり親指シフトの習得がいちばん大きな出来事です。

 


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