香港一人旅 1-1 入国カード記入

2015-02-06 8:40

昨日の夜に、無事日本に帰ってきました。これから続けて香港の旅行記を書いていきます。

 

* *

関西国際空港を飛び立ったのが、朝の8時25分。飛行機の中ではずっとノイズキャンセリングイヤホンをつけて、音楽を聞きながらiPhoneで本を読んでいた。

 

飛行機の中はジェットエンジンや機体が受ける風の音でかなり騒音がすると聞いていたので、イヤホンは必ず持っていこうと思っていた。途中で試しに外してみたのだが、工事現場のすぐ近くにいるみたいなすさまじい音がし、またすぐにイヤホンを装着した。

 

香港に到着したのは正午前ぐらいだった。さすがに降り立った時はテンションがぐっとあがった。そのまま人の流れに完全に任せっきりでてくてくと歩いて行くと、入国審査への長蛇の列に辿り着いた。

 

よくわからないまま列の最後尾につく。わりとスイスイと進んでいき、自分の番となった。とても鋭い目をした男性がガラスを隔てた窓口の向こう側に座っていた。香港の人とのファーストコンタクトである。

 

とりあえずパスポートを出せばいいんだろうと差し出す。すると中をぱらぱらとすごいスピードでめくった後に、「あなた、これ書いてないのか?」みたいな感じのことを言いながら、パスポートと同じくらいの大きさの紙をぴらぴらとかざしている。

 

「あ、それ飛行機の中で配ってたな。なんか書かなきゃだめなのか」とその時に気付いた。「あっちで書いてきなさい!次の人!」みたいな感じであしらわれてしまった。入国カードの提出が必要なのであった。

 

ペンが置いてあるスタンドに行って書いてみようとしたら、当然のことながら文字はすべて中国語か英語。さすがに “Family name 性” “Given name 名” ぐらいは何を書くかわかるが、“Place and date of issue” などはいったい何を書けばいいのか?

 

途方に暮れるわけにもいかないので、とりあえず埋められるところは埋めてわからないところを人に聞いてみることにする。しかしここで問題が。“Place and date of issue”は何を書けばいい?と英語で聞いて(聞けたとして)、はたして返ってくる英語を理解することができるだろうか…(いや、きっとできない:反語)。

 

英語だったら何とかなるだろうとかなり楽観的に考えていたが、困ったことにはやくも心が折れかかっている。

 

とりあえず日本人はいないかなーと周りを探し、それっぽい優しそうなお兄さんを見つけて声をかける。“Excuse me.Are you Japanese?”と聞いてみると、“No,Korean.”と答えが返ってきた。“Sorry”と言ってすごすごと別の場所に移動する。

 

そうこうしているうちに入国審査にいる人がまばらになってきた。このまま誰もいなくなって映画の「ターミナル」みたいに空港から出れなくなるのではないか(そんなわけはない)と焦ってくる。

 

そこで突如、「空港だからWi-Fiが使えるんじゃないか?」とひらめく。iPhoneからSafariを立ち上げると、規約の画面が出てすぐにネットがつながった。

 

良かった!!!まったく、今年一番の喜びの瞬間であった。

 

「香港 入国」で調べて別のキーワードを探すと、「香港 入国カード 書き方」が出てきた。それを見ながら何とかすべてを記入して、今度はなるべく優しそうな雰囲気の人の窓口へ。パスポートと入国カードを手渡すと隣の窓口の人と談笑しながら自分の書いた入国カードをざっと見て、すぐに通してくれた。

 

冷静に振り返ってみれば単純に入国しただけのこと。なんら特別なことをしたわけではないのだが、今思い出してもちょっと涙目になるくらいその時の喜びはひとしおであった。(続く)

 


Category:

tags:



«
»