香港一人旅 1-8 英語力

香港の旅行記の8回目です。

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エスカレーターで上まで上がりきった後は、必然的に道は下るのみとなる。駅周辺の喧騒とは打って変わって、車の往来はあるものの比較的静かな通りを歩いて行く。

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標識に従って歩いて行くと、二股に分かれる道があった。ピークトラムを指す矢印の方向は、どちらにも取れるような微妙な方向を示している。近くのマンション1階の管理人室らしきドアの前で、アラブ系のおじさんが食器を水で洗っていた。その人のところに近づき、道を尋ねることにする。

最初のフレーズは、いつものようにアレである。“I want go to peak tram. Which way,left or right?”こんなつぎはぎだらけの英語でも通じるのだから大したものである。

話していて思ったのだが自分の英語の実力はおそらく、英語圏に住む3歳児程度ではあるまいか。3歳児がたどたどしい言葉遣いで話していると思えば、
大概の人は優しくしてくれるものだ。しかし困ったことにヒアリングにおいては1歳児ぐらいにレベルが落ちるようで、1語か2語の単語レベルなら聞き取れるが、3語以上が連なった文を話されるとまったく聴き取ることができなかった。

道を尋ねたおじさんも丁寧に教えてくれているのだが、いかんせん何を話しているのかよくわからなかった。途中で“left”という単語が出てきたので、要は左に行けばいいのだろう。“thank you.”とお礼を言って左の下り坂を歩くことにした。

しかし歩けども歩けども、ピークトラムらしきものは現れない。途中で標識が現れるのだけど、またもやどこを歩けばいいのか微妙な方角を指しており、結局は歩きまわった挙句に香港駅に戻ってきてしまった。

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さすがにもう一度、ヒルサイド・エスカレーターに乗って探してみる気にもなれず、宵の口になってきたことだしボチボチとホテルへ行くことにした。ホテルは香港駅から歩いて15分ほどのところにある。金沢にいるときには車ばかり乗っている軟弱な身体で、15分歩くとなればタクシーを使うことを考えるほど。しかし一日中歩きまわったおかげで、15分などすぐの距離だと思うようになっていた。

ホテルの名前をiPhoneのグーグルマップに入力してみれば、すぐに徒歩での道のりを知ることができた。本当にスマホって便利。iPhoneを手にしながら、ホテルへの道を歩いて行った。(続く)

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