香港一人旅 2-9 沾仔記

2015-02-26 8:12

香港の旅行記の20回目です。

 

1〜19回目は香港一人旅 archivesからどうぞ。

 

* *

 

iPhoneでマップを見ながら中環を向かっていくと、道中にアップルストアを発見した。まあアップルストアは世界のどこに行っても同じ品揃えに同じオペレーションだろうと、外観の写真を撮るだけでスルーする。

 

 

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ちなみに写真の左に写っている赤いマークは駅があることを意味している。このマークを頼りにして歩くことが多かった。

 

中環の坂道を上っていき、程なくして目的地である沾仔記に到着した。

 

 

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外から店内を見てみれば、満席に近いほど混雑している。とりあえず入ってみると店員のおばはんが「ここが空いてるぞ」と4人がけのボックス席を指さした。そこにはカップルとおじさんの計3人がすでに座って、どんぶりから麺をうまそうに啜っている。

 

空いているひと席に座って、メニューを眺める。エビワンタンと牛肉の2種が入ったものを頼もうと店員のおばはんを呼び、“This one.”とそのメニューを指差す。するとおばはんが何やら色々と言ってくる。はてさて、なぜに僕の話すメニューはいつもすんなりいかないのだ。

 

言葉が理解できないままおばはんに促されてメニューをもう一度見てみると、3種類の中から2つを選ぶ仕組みになっているということが判明した。なるほどと、指でワンタンと牛肉を示してようやく事なきを得る。知らない人たちと相席しているだけに、なんだか気まずい思いになる。

 

待つこと3分、電光石火の速さでワンタンメンが登場した。「ちゃんと茹でたんかいな」と思ったが、すすってみるとこれがすごく美味い。固めの細麺にコクがありまくりのスープ、具材の調和が絶妙である。それなりのボリュームがあったが、あっという間に食べてしまった。その間もボックス席は食べ終わった客と入れ替わりに新しい客が相席となる。安さと旨さと高回転が売りのようだ。日本の牛丼屋のようである。

 

長居は禁物とばかりに、食べ終わるとすぐに会計を済まして外に出た。もしもう一度香港に来る機会があれば、この店は必ずリピートしようと思った。

 

この店の旨さに気を良くして、もう一軒食べに行こうかと思い立つ。腹の具合をみると、もう一杯ぐらいなら食べられそうである。どこか近くで美味しい店はないかなと再びiPhoneで検索する。歩いて5分ぐらいのところに牛すじラーメンを出す店があり、何でも長蛇の列ができるくらいに人気のようだ。

 

最後の夜だし、もう一軒はしごしよう。そう思いながら、iPhoneを頼りに新しい一歩を踏み出した。(続く:「新しい一歩を踏み出した」と書くと何やらかっこいい感じがするが、向かっているのは牛すじ麺屋である)

 


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