Apple Watch 発表

2015-03-10 8:30

深夜にアップルのイベントがあった。メインの発表は、アップルウォッチと12インチRetina版MacBookである。

 

どちらもインパクトのある商品だが、新しい製品という意味ではアップルウォッチに目がいく。身体に常に密着させて使用するウェアラブルデバイスは、これまでにも色々なものが出ていた。いちばん分かりやすいところで言うとグーグルグラスがある。ただいつも身に付けるものになるだけに、フィット感や見た目的なデザインにおいて求められるハードルは上がり、どれもこれも決め手にかけて今ひとつ盛り上がっていないという状況だ。

 

期待されていながらブレークする商品が出ない、こういう閉塞した状況でアップルが加速度センサーやGPSを備えた腕時計を出すのだ。リリースする商品がすべて大ヒットしているアップルがウェアラブルを出せば、一気にこの分野に資金が集まり、進化のスピードがアップするかもしれない。

 

そんなことを個人的に思いながら、アップルウォッチは出たらともかく買ってみようと思っていた。それが価格帯や仕様が正式に発表されて見ているうちにその気がどんどん薄れていくのに気づいた。なぜだろう。

 

ひとつは、価格が高いというのがある。いちばん安価なアップルウォッチスポーツの38ミリケースで42,800円(税別)。これでも高く感じるが、ただこれはスポーツタイプなので、一日身に付けることを想定するとカジュアル過ぎると思う。

 

会社勤めの人などは仕事中に付けることができないだろう。自分も撮影の現場によっては外す必要が出てくると思う。となるとアップルウォッチの38ミリを選ぶことになるが、安価なモデルで66,800円(税別)。約7万円だ。中古の程度のいいMacBook Airを買えるくらいの値段である。

 

時計は従来高いものだが、それは経年で価値が上がっていくブランド時計の話。アップルウォッチはデバイスだから、見た目のデザインよりもデジタル的な機能にその価値がある。翌年になればより優れた機能を持つアップルウォッチが登場するだろうし、そうなれば古いモデルの価値は落ちていくこととなる。そう思うと、7万円はかなり高く感じる。

 

後は使用するシーンが今ひとつイメージできないということがある。シーンも何も腕時計であれば時間がわかればいいのだけなのだが、繰り返しになるがアップルウォッチはデバイスだ。正確な時間を知る以上にオリジナルな機能が求められる。

 

アップルのサイトで調べてみるとiPhoneがなくとも通知や通話ができるようだ。通知はともかくとして、通話やメッセの場合は使いやすさという点ではスマホにどう考えても勝てないだろう。結局、通知だけをアップルウォッチに頼り、実際の操作はiPhoneになるような気がする。であれば、便利さにおいて今とそれほど変わらないのではないか。

 

他にも魅力と思う部分はある。音楽を聞けるところと健康管理をしてくれるところだ。しかし製品を見た感じではイヤホンジャックが見当たらない。これは単純にiPhoneで音楽を聞いて、その操作をアップルウォッチでできるという意味なのかもしれない。そうだとすれば魅力は半減する。

 

後は健康管理。これはいかに自動的に計測してくれるかが鍵だと思う。iPhoneにヘルスケアというアプリがあるが、これって最初はおもしろく思ったけれど今はまったく見なくなった。いちいち確認したり入力したりするのはやはりめんどうだ。それが身につけているだけで日々の運動不足を計測し指摘してくれて、解消していくきっかけを作ってくれるのであれば使ってみたいように思う。

 

ただ機能を見たところ、本当にそれだけしかできないような印象がある。手首をノックして運動を促してくれるのは、よく言えば未来感があるけれど、単純にタイマーをかけて時間がくれば身体を動かせば良いだけという気もする。

 

うーん、長々と書きましたが、結果、しばらくは様子見ですね。

 


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