「to do リスト」は頭から「やること」を追い出すためのもの

2015-04-07 7:16

仕事術的な書籍を手にすると必ず「to do リスト」が登場する。やらなければならない項目をリスト化して、かたっぱしから片付けていくことを目的としたツールである。

 

「to do リスト」のよいところは、「やることを忘れない」という部分にある。これは裏を返せば、リスト化してしまえば頭の中からそのことを追い出してしまってよいということだ。「忘れるんじゃないか」と不安に思うことがなくなり、別のことに意識を集中できるという大きな利点がある。

 

おそらく仕事をしている人はなんらかの形で「to do」を使っていると思う。自分の場合、携帯などがない時代は手書きのメモ帳に書き、携帯が出てくればキャリアメールを使って自分宛てに「やることメモ」を送っていた。それがスマホを使うようになると、それこそアプリでたくさんそれ系のものがリリースされている。いくつか使ってみた記憶もあるが、種類がありすぎて何を使っていいやらとても迷ってしまった記憶がある。

 

ネットで「to do アプリ」と検索すれば山のように候補が出てくる。とてもじゃないがすべてを試すのは不可能で、また選択肢が多くなればなるほど選ぶのが非常に億劫にもなってくる。なのでそれ系のアプリを使うのはやめにして、エバーノートに「やること」みたいなノートブックを作り、そこに思いついたものをどんどん放り込んでいた。

 

これで解決かとおもいきや、スマホを開いた時、あんまりエバーノートを起動させないことに気づいた。エバーノートは本当に便利なサービスで依存しきっているのだけれど、スマホよりもパソコン上で使うほうがその良さを発揮すると思う。見るだけであればスマホで事足りるのだが、一つのファイルを移動させたりノートを追加したり、まとめたりといったことをするにはやはりパソコンの方が断然速い。

 

「エバーノートはパソコン」という感覚があってスマホで見るという習慣がなかなかつかず、結局「to do」も頭の中に置いたままでいることが多くなってしまっていた。

 

これだといつまでも頭の中がすっきりしないので、どうしようかと考えた結果「やることメモ」のメールを自分宛てに出すことにした。まわりまわって、ガラケーのときにやっていたやり方に戻ったわけである。メールは何も届いてなくても必ずチェックする習慣があるので、その際には残っている「to do」も必ず見ることになる。忘れることがない。

 

結局、インターネット黎明期から誕生している「メール」というツールは、「ただ文字情報を送る」というシンプルな機能だけに、使い勝手のきく偉大なものだなと再確認したのだった。

 


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