毎日書くことによる大きな報酬

こうして毎日、ブログにアップするため文章を書いてきて、気付いたことがある。ライターの活動もしているので文章を書くということは自分の中でかなり距離の近いものだと思っていたけど、そういったライター稼業は何かしらのお題があり、クライアントの意向に沿って書くのが通例である。

去年の終わりから始めたこのブログの更新のように「自分自身が考えていることを毎日自由に書く」というのは、今までにやったことのないことだった。

それで毎日書いてみて気付いたことの一番大きなものは、自分が何を考えているのかがかなり明確になるということである。

昨日はGoogleの「邪悪になるな」というスローガンについて書いた。最初にその言葉を見たときに漠然と思ったことはあったのだが、そのまま何もしなければ深く考えずに流れていってしまっただろう。それを「自分がその言葉を見た時に感じた何か」を文章で伝えようとすると、書いているうちに自分が思っていることの輪郭がとても鮮明になってくる。書きながら「そうかこういうこともあるか」とより深まっていくのも感じる。

自分の考えが鮮明になることで得られるものはかなり大きい。自分という人間を以前よりも深く理解できるようになるからだ。

これは暮らしていく上でとてもメリットのあることだ。普通に生活していても目や耳に入ってくる情報の量というのは膨大なものがある。特に広告は消費行動のトリガーとなるべく刺激的な映像や言葉でどんどん扇動してくる。しかし、自分がどういうものに興味があるのかを理解できていると、そういった情報に振り回されることが少なくなる。(まったくなくなるのは不可能)

広告だけではない。「みんなが持っているから・みんながやっているから」という理由も行動を決定する上で厄介なものだけど、それらに流されることも少なくなる。「そういう考えもあるだろうけど、自分は違う」ということを理解できているのだから。

とこんな偉そうなことを書いたところで、まだまだ書き始めて4ヵ月あまり。この先、文章を書き続けていくことで自分にどのような変化が訪れるか。とても楽しみ。