Nikon70-200mmについて

昨日の続きで、動画撮影時の使用レンズについて。

一脚に装備しているレンズは、純正f/4通しの24-120mm70-200mmの組み合わせにしているのは昨日書いた通り。Nikonのナノクリスタルコートの70-200mmを考えれば、f/2.8通しとf/4通しの2つが候補に上がるのではと思う。この2つを比べてどちらを買うべきかという意見をネット上でもたくさん見ることができた。

f/2.8の方が明るく撮ることができ、f/4に比べて値段が倍くらい高いこともあってより優れた描写力を持つという触れ込みである。ざーと意見を拾ってみたところでは、予算が許すのであればf/2.8を買っておいたほうが後悔しないというのが大勢を占めていたように思う。

自分の場合を話せば、最初からF2.8は眼中になかった。その理由はいたって単純で、重さが倍くらいに違うからである。f/4の重量が約850グラムに対してf/2.8は約1540グラムもある。つまり、カメラのボディに1.5リットルのペットボトルをつけて撮影するようなものなのだ。

もちろん装着したときのバランスを考えて設計されているだろうから、この比喩は適切ではないのかもしれないけれど、D750に装着したとすれば総重量は約2380グラムにもなる。2キロオーバーのカメラを手にして長時間の撮影をする自信はとてもじゃないがなかった。疲れてくれば集中力がどうしても落ちてくる。集中力が落ちれば構図やピントが甘くなったり、急げば間に合いそうなアングルでも体力的に諦めてしまう場面が出てくるかもしれない。

そう考えた時、優れているが重いレンズとそれより一段画力は落ちるが軽いレンズとでは、クオリティに差がでないのではないかと思ったのだ。

2つのレンズの画質を比べて見るからに仕上がりに差が出るのであれば無理してでもf/2.8を使うかもしれないが、作例を見る限りではよほど引き伸ばして使うのでない限りその差はほんのわずかなように思えた。f/2.8と比べるからどうしても下に見られるが、f/4もとてもいいレンズなのである。

実際に現場で使ってみたところ、望遠ズームゆえに長さはあるがそれほどに重さは感じず移動もスムーズに行なえている。描写に関してもとても満足している。しばらくはこのままの体制でいこうと思う。