ノマドワーク

2015-05-16 8:05

ブルーデザインはグループとして最小単位の2人という人数で運営しているデザイン事務所である。制作物のディレクションをしたりテキストを書いたり写真・動画撮影をしたりするのが、このブログを更新している僕の役割であり、もう一人は基幹であるデザインを担当するほか、ウェブのコーディングやイラストなども担当している。

 

またデザイナーは「まめまるけ」というハンドメイドの服飾雑貨ブランドも運営している。そちらも2人でやっているらしく、月に1〜2回ぐらいに県内を中心として出店を行っている。

 

その出店が今週の金〜日まで京都であるということで、昨日の朝早くからクルマを飛ばして向かっていった。デザイナーがいなければその期間のデザイン業務は基本ストップするので、まあうまく進行スケジュールを調整してやっているのだろうと思っていたら、昨日出店中の写真が送られてきてびっくらこいた。

 

 

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まったくユニークなことに、出店場所にデスクトップを持ち込んで作業をしているようである。所持しているノートパソコンはスペックの低いものになるとのことから、電源を確保して商品と一緒にiMacもクルマに乗せたようだ。平日は人がまばらのため、ほとんどの時間をパソコンでの作業にあてているらしく、青空と緑に囲まれて、まさにノマドワークをしているのだった。

 

しかし必要性が生じたとしても、デスクトップを屋外へ持ち込んで作業をするという発想は自分にはない。猪木じゃないけどやろうと思えばなんでもできるな、できないというストッパーを外すことが大切なんだなと変に納得してしまった。

 

 

ところでノマドワークという言葉が一時、世を席巻したと思うが、今はもう定着しているのだろうか。最近あんまり聞かなくなったようにも思うが。「MacBook Airをスタバで広げてドヤ顔する」とちょっと小バカにするような悪いイメージでアンコン化されて、嘲笑されたりはたまた人によっては憧れてみたりと様々な論争を見たような気がする。

 

当方のデザイナーのようにデスクトップを外に持ちだして作業するというのは、特殊な事例なので脇に置いておくとして、今更ながらノマドワークに対しての話をすると、カッコつけと思われようがドヤ顔と馬鹿にされようが、まったく気にせずにどんどんやるべきだと思う。なぜならどういった考えでノマドワークをやるにせよ、場所を変えて仕事をするというのは生産性を向上させるのに大きく貢献すると思っているからだ。

 

「カフェでMac広げて仕事している俺ってどう!かっこいいだろ!」という見た目だけが目的でやってもぜんぜんいいと思う。おそらくそういう考えでやったとしても、同じ場所でまったく動かずに仕事をするよりもよほど成果をあげられるだろう。

 

というかそもそもの話で、今後は事務所を持たずに雇用契約だけを結んで、後は好きな場所で各自働いてください、という会社が増えるのではないか。工場や店舗など物理的な場所が必要なものは変わらないと思うけど、成果物がデータになる仕事であれば、事務所を構える必要性というのがどんどん希薄になるように思う。

 

自分がもし80歳まで生きられるとしたら、40年後の未来を体験できるということである。僕の生きる目標の一つは、年を取れば取るほど「コンピュータおじいちゃん」として若い奴らに尊敬されるようになるということなのであるが、80歳になるころには「そういえば昔はみんなが自分のクルマを持っていたんじゃ。今は『クルマに乗りたい』と思うだけで、街中の空いているクルマが自動で自分の前まで来てくれるがのう。ほっほっほっ」とか、「そういえば昔は事務所というのがあって、みんな同じ場所に集まって仕事をしていたんじゃ。今考えると不思議なことをしていたのお。ほっほっほっ」とか20代の若造に話しているかもしれない。

 


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