フジロックのオレンジコートが消滅

開催まで2ヶ月を切ったフジロックであるが、昨日、いよいよステージ別のラインナップが紹介された。初日と二日目のグリーンのヘッドライナーがそれぞれFoo FightersとMUSEとなるなど「新鮮味がない」といった声も聞かれるけれど、まーその辺はあんまり気にしないで例年通りグリーンの木陰でまったり過ごそうと思っている。

それよりも驚いたのが、オレンジコートの記載がないことである。「今年からオレンジがなくなるのでは?」という噂は聞いていたけれど、それが現実になって戸惑っている。

ネット上の情報から理由をまとめると、
・水はけが悪い場所なので泥だらけになる
・隣の会場であるヘブンと音がぶつかる
・ヘブンに出演するアーティストとの住み分けがつかなくなってきた
といった感じ。

やたらとアーティストを増やすよりももう一度コンセプトを明確にして、「ヘブンとオレンジを統合して仕切り直しする」といった意味合いが強いようだ。オールナイトフジもなくなり、代わりにレッドマーキーで同じような趣旨のイベントを行うとのこと。オールナイトフジを楽しみにしている人にとって、オレンジ消滅は特に残念な知らせだろう。

フジロックに行き始めた数年はオレンジまでがんばって足を伸ばしていたけれど、ここ最近は遠出してもヘブンまで。ほとんどをグリーンで過ごすようになってきていたので、オレンジに行った記憶があんまりなかった。それでもなくなるとなればやはり寂しい感じがする。確かにあそこのぬかるみはひどくて、雨が降ればステージ前の地面は泥の沼みたいになっていた。それが返っておもしろくてテンションが上った記憶がある。

オレンジのあった場所はすっぽり空き地になるというわけではなくて、何かしら代替のものが入るようだ。今年フジロックに行ったら、どんな様子になっているか見に行ってみようと思う。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。