複雑になる理由とは

2015-06-29 7:51

なぜ物事は複雑化してしまうのか、の続き。

 

思うに個人の場合は、計画を立てずに場当たり的に行動することが一番の原因ではないかと思った。しかしそれはしょうがないことで、行動のすべてをきっちりと計画してやっていくことなど不可能である。単純にそんなことは面倒でやってられないということもあるし、不可抗力な事態が発生して計画が変更・頓挫することもある。

 

なので、個人の場合はやればやるほど複雑化するのを半ば黙認しておいて、ある程度のところまできたら断捨離し、すっきりさせるのがいいのだろうなと思う。スペースを考えずに買い物をしていき、ある程度のところでばっさり捨てるのと同じ感覚である。

 

組織の場合であっても場当たり的に物事が複雑化するというのはあるだろう。でも組織の場合で問題なのは、物事をあえて複雑にしていく人たちの存在である。仕事というのは面倒なもので、2人で済む仕事であってもその間に10人もの人たちが関わってくることがある。その10人にとってみれば、自分が関わることで少しでも良い物にしたいという思いがある。なので本来2人だけでシンプルに終わることであっても、色々な意見が出てきてしまってどんどん複雑化してしまうということがある。

 

後もう一つは、間接部門が仕事を複雑にする面がある。組織内だけで閲覧する書類の種類や数を際限なく増やしてしまうのだ。書類が増えるということは仕事が増えるということで、それだけ会社にいる時間が長くなるということである。なので書類を増やすということは社員を長く拘束したい会社の利益と合致し、結果、「これ本当に必要か?」という書類が増殖していくこととなる。

 

個人の場合はなんとでもできるとしても、組織で物事が複雑化していくのはどうしようもならないことのように思える。「無駄なものはいらない」とすべて切り捨てていけばシンプルになってコストが削減できるのだろうけど、そうすることで自分の仕事をなくしてしまう人が出てくるだろう。余剰となったリソースは営業・販売・生産など直接利益に関わるところに再配置できればいいが、社内政治がはびこっているところでは物事はそんなに簡単にいかない。

 

こういう風につらつらと考えてみると、ばっさばっさと切りまくって
Appleを立てなおしたジョブズというのはすごい人だと改めて思う。

 


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