何のために仕事をしているか?自由であることが最も大切

たまに、「この先、どうなることを目標にしているんですか」と尋ねられることがある。

そういう時はだいたい答えに困ってしまって、「いやー特に目標はないっす」と回答し空気をしらけさせてしまう。

本当に目標なんてない。人を雇いたいなんてこれっぽっちも思っていないし、ビッグネームのクライアントを持ちたいなど露とも思っていない。それらは自分にとって、ただただ面倒くさいだけのことだ。

じゃあ何のために仕事をしているのか。そのことを言語化してみる。

なぜ仕事をしているか、それは自由になるため

目標はないけれど、目的は明確に自分の中にある。それは「自由になるため」である。

でも考えてみると、

1 自分がフリーランスを選んだのも
2 最少人数の2人で始めたのも
3 常にスキルを高めてやれることを増やしているのも

すべて「自由になるため」につながっている。

自由になるために必要だった、3つのこと

1〜3をそれぞれ説明してみる。

単純な話だけど、お金を手にしないと自由は得られない。お金を手にする最短で確実な方法は、仕事をすることだ。

会社勤めであれば自由な時間は限られるが、自営業の場合、時間をコントロールできる。なので1の自営業を選んだのは自分の目的に見合った選択だ。

また2の「最少人数の2人でスタートした」のも、1人だけでできることなど本当にたかが知れているけれども、2人になるだけで一気に可能性が広がるからだ。

これが3人以上になると意見が割れる可能性が高くなる。チームとして最少人数の2人で仕事をしていると、意思決定が恐ろしくスピーディになる。

仕事の可能性が広がれば収益の増加を見込めるし、スピーディな採決は生産性の向上へとつながる。どちらも自由へとつながっている。

3の「自分たちのスキルを高め増やしている」については、もし一種類の仕事だけしかできなければ、将来に対して恐ろしく不安を持っているはずだ。しかしやれることが多岐に渡ると、何かしらで収入を得られるという自信が得られる。無茶振りしてくるクライアントがいれば、切ってしまうこともできる。

特定のものに依存度しすぎない

「自由を得る」という観点だけで考えると、もっとも重要なのは3だと思う。資産にしろスキルにしろ人間関係にしろ、何にしろ一点に集中するのはリスクが高い。

複数へ分散させてそれぞれの依存度を低くする。それが自由になるための不可欠な考え方だ。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。