アウトプットし続けること

2015-07-13 7:21

以前までは人間の脳の中に入っているもの(記憶とか思考とか色々)は有限なものだと思っていた。なのでアウトプットし続けるとわりとすぐに枯渇してしまうという恐怖心があったので、常に意識的にインプットすることが必要だと思っていた。それが最近になってようやく「それは間違っていたかも」と思うようになった。

 

脳みそというのは、あっさりと中のものを出しきってしまうようなそんなやわな代物ではないのだ。「もうこれ以上は出ない」というぎりぎりと思える段階になってからさらに出すことを求めてみると、「いやー実は棚の奥にまだ残ってて…」みたいな感じでとっておきの在庫を出してきたりする。

 

で、それ以上はないのかと問い詰めてみれば、さらに奥の倉庫からまた別の見たことのないようなピカピカしたものを持ち出してきたりする。そうやすやすと枯渇するようなことにはならないのだ。

 

それよりもむしろ、出すということを習慣づけていかないと、奥に眠ったままになっている素晴らしいやつがいつまでたっても日の目を見ないことになる。毎日出すことと共に、かなりの量を出すということが必要なのである。

 

かといって、「限界まで毎日出してばかりいるとすぐになくなってしまうから、意識的にどんどんインプットしていかなくてはならない」みたいな感じに強迫観念に駆られる必要はない。人間というのはすごいもので普段何気なく過ごしているだけで目や耳から膨大な量の情報を得て、それを脳みそのどこかにしまっているのである。

 

もちろんそういった種類の情報は作品の資料として精査し取得しているわけではないので、それが自分の脳みそをぐねぐねと回り続けて、ついには両手を通し、世の中へ放出されるまでに結構な時間はかかる。時間が掛かるゆえに「なくなるからもっとインプットしないと」と焦るわけだが、「出した分以上のものを自分は毎日、脳みその中に入れている」と自覚的になれば焦りや恐怖心はなくなっていく。

 

毎日、アウトプットし続けること。インプットを気にせずに、限界まで出し続けること。以上、備忘録的に。

 


Category:生活

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