フェスに持っていくと便利なもの

道具にはなくては困る第一の道具と、なくても大丈夫だけどあるとすごく便利な第二の道具がある。このブログでは仕事においてそれら道具類のいくつかを紹介してきているが、野外フェスにおいても、もちろん第一の道具と第二の道具が存在する。

第一の道具としてあげられるものといえば折りたたみ椅子や雨具、帽子などがある。これらはいずれもなくてはフェスを快適に楽しむことができない。チェックリストに必ず書いておきたい、忘れちゃならない大切な道具である。

では第二の道具には何があるか。今回のフジロックで改めて「これは持ってきておいて良かった」と思ったものが二つあるので紹介したい。

一つ目は、モバイルバッテリーである。フェスであっても何かと利用する機会の多いスマートフォンだが、バッテリーが切れてしまえばただの邪魔な物体となるのはご存知の通り。

特にフェスは騒音の兼ね合いがあって辺鄙な場所で開催されることが多い。となると電波をキャッチするためエネルギーを消費してしまいがちで、街中にいるよりバッテリーの減りが速いケースもある。

下手すると着いてそうそうに残り10%となってしまい、後は死亡しないように必要最低限しか使えないというストレスありまくりの事態にもなる。それがモバイルバッテリーをひとつ持っておくだけで安心感がまるで違ってくる。

僕が使っているのは、Anker Astro M3 13000mAh モバイルバッテリーである。

フェスだけでなく旅行や出張のたびに必ず持っていくものだが、何度かチャージしても空になる気配がないとても頼りになるアイテムである。自分の感覚では、iPhone5S ぐらいの容量のものなら5回ぐらいは軽くフルチャージできそうである。

多少、重量はあるが、このくらいで安心が担保できるなら安いもの。フェスや長期移動の際におすすめのものとなっている。

もう一つは、フジロックに行っている時のエントリーでも触れたのだが、Kindle Voyage は持って行ってよかったものだった。

多数のアーティストが参加するフェスでは、ステージとステージの合間の時間というのが必ず発生する。その間を利用して別のステージに行くのであれば話は別だが、僕のように同じ場所にとどまる場合には、その待ち時間が結構億劫なものとなる。

他にも、例えばシャトルバスを待つ時間であったり、入場ゲートが開くまでであったりと、フェスには何かと待ち時間というのが発生する。

そのときに、Kindle Voyage があれば溜まってる積ん読を消化することができて待ち時間を有意義に過ごすことができる。

iPhone や iPad のアプリからでも Kindle を読むことはできるけれど、専用端末の良い点はいくつかあって、一つには軽くて小さいこと。同じくらいの大きさのiPad mini よりも100グラム以上軽く、また形状がプラスチックなので割りと雑に扱える。野外で楽しむフェスにはうってつけの端末である。

二つには、屋外でも読みやすいこと。直射日光下で iPad を開けば太陽の反射があって快適に読むことはできないところ、Kindle Voyage は紙の本と変わらず照り返しなし。ストレスなく読むことができる。

月日とともにガジェット類は進化するので、翌年のフジロックへはまた別の道具を持っていくかもしれない。例えば、ウェアラブルとか。現状においては、モバイルバッテリーとKindle Voyage は持って行って良かった第二の道具となった。

まだまだ続くフェスのシーズン、これから行く方は参考にされたし。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。