オリンパス Air A01 再レビュー

夏が始まる頃にオリンパスAirA01を買い、3ヶ月ぐらいが過ぎた。使わない時期があったりしたけれども、お店でご飯を食べに行く時なんかはよく持ち歩いている。使い続けてきて、改めてこのカメラの良さをレビューしてみたいと思う。

まずこのカメラを語る上で前提となるのは、一眼カメラとしてガチで撮りたいというニーズには合わないということだ。スマホをプレビュー画面として、絞りやシャッタースピード、ISOを細かく設定できるのだけど、これが結構手間。スマホを起動しWi-Fi接続して、アプリを起動して…とかやっていると「写真を撮りたい」という熱がどんどん薄れてしまう。

きちんと撮りたいという時には、やはりグリップとプレビューを備え構えてすぐにシャッターを押せる一眼レフを持っていくべきなのだ。

ではオリンパスAirはどういう撮り方に適しているかというと、プレビューなど起動させずにカメラだけを持ってパシャパシャとあたり構わずに撮るのが良い。すぐには確認をできないので、どういう風に撮れているか後で見てみる楽しみがある。これは誰かと一緒の時になると特に効果を発揮する。

写真を撮れる便利なツールとしてはスマホがあるけれど、スマホは撮った後に見せ合って「うまく撮れたねー」とか言って終わりである。そこからの盛り上がりにはどうしても欠ける。また、「写真を撮るよー」とスマホを構えられるとどうしても自然な表情にはならない。いかにも「写真を撮りました」という記念写真的な構図になってしまうものだ。

それがオリンパスAirであれば、まず撮る楽しみがあって、その後にプレビューを起動してどんな風に撮れているか一緒に見てみる楽しみがある。昔のフィルムカメラのノリに近い。昔は、「現像できたよー」と誰かが持ってきてくれた紙焼きを
みんな一緒になって見あったものであるが、そういう楽しい時間がこのカメラで得ることができる。

きちんとしたレンズに豊富な画素数で撮っているから、偶然に任せて撮ったものであってもたまに目をみはるようないい写真が撮れたりもする。そういう時には、普通の一眼レフで撮ったのとはまた違う喜びがあったりもする。

なのでこのカメラは、言わばネタづくりのツールとしての使い方が最も適している。カメラ・写真好きなカップルとかやんちゃ盛りの子どもがいる親子などは、1台あると結構盛り上がって良いのではと思う次第。

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