出かける際、持っていくもの

元々の性格が心配症というのがあって、以前は打ち合わせなどで外に出かけるとなるとあらゆるものを持って出かけていた。ノートとペンはもちろんのこと、ラップトップにマウス、マウスパッド、スマホ、iPad、充電器、一眼レフカメラ、名刺入れ、外付けハードディスク、フラッシュメモリ、カッター、カードリーダなどなど。想像する限りにおいて何が起きても不便がないよう、色々なものをカバンに詰め込んでいた。それが最近ではかなり荷物を少なくして出かけるように変化した。打ち合わせとなって手にするものといえば、ノートとペン、スマホ、名刺入れくらいである。

むしろ名刺入れすら忘れることがある。名刺をいただいてこちらが持っていないとなれば、改めて画像で送りますー、とメールで送ればいいやと思ったりしている。検索もスマホで十分だし、PCに入っている資料が必要となれば、ドロップボックスのリンクを訪問先のPCにその場で送ってしまう。

前までは「いかにモノをたくさん持って不安を埋めるか」と考えていたのが、今は、「いかにモノを極限まで減らすか、どうすれば減らせるか」という考え方へとシフトしてきているのだ。

これはなぜかといえば、不安を埋めるために増やしていくというのはプラスの考え方であるが、このプラスの思考が癖になってしまうと、何をやるにおいても無駄が増えるということに気づいたのだ。例えば、何か終わらせなければならない仕事があるとしても、プラス思考が癖になれば、時間が無限でもあるかのように作業時間をどんどん増やしてしまっていた。プラスの癖がつくと、買い物に出たとしても余計なものを買ってしまって浪費してしまうことも多々あった。

それが、「打ち合わせ時に極限まで持つものを減らす」ことを意識するようになると、色々なものの考え方にも影響を及ぼすようになった。一番は仕事の作業時間で、前以上に「無駄なところはないか、削れるところはないか」と考えるように変化した。買い物も必要最低限のものしか買わなくなったし、ダラダラして無意味に過ごす時間も少なくなった。持ち物を極限にまで減らしていくと、必要なモノがどんどんと明らかになっていく。この感覚は結構、快感でもある。

意識せずに暮らしていけば自分にとって無駄と思えるものは溜まっていくので、「打ち合わせ時の荷物を極限まで減らす」ことを癖にしたい。