野々市のル・ベルジェに行ってきた

石川県野々市のル・ベルジェというビストロに行ったのでレビューします。

今年の12月で丸4周年を迎えるこのお店は、実はオープン前にデザインのご相談をいただいてロゴマークやショップカードの作成をしたところ。

お仕事が終わった後もたまにランチに出掛けていた。その後、一度ディナータイムへ行ってみようと足を運ぶようになり、しっかりとしたフレンチを楽しめるお店としてますますファンになったという経緯がある。

今回、行ってみたのはお店が定休日明けの水曜の夜。予約せずに2人で出掛けたのだが、4つあるボックス席のうち3つはすでに埋まっていて、一つ空いていた最後の席に座ることができた。

お腹の具合を見ながら軽めに頼もうという話になり、冷たい前菜「前菜の盛り合わせ」と温かい前菜「加賀れんこんとあなごのフリット」、メインに「エゾシカのロースト」を注文した。

しばらくして「前菜の盛り合わせ」が運ばれてきた。生ハムやサラミ、パテ、テリーヌ、エスカベーシュなど少しずつの分量で10種類ぐらいの前菜がオーバル型の皿に盛られている。

目にも楽しく、それぞれがしっかりとした味がついていて空腹感を少しずつ満たしてくれる。

次に、温かい前菜の「加賀れんこんとあなごのフリット」。フリットは揚げたての熱々で、口の中に入れるとほくほくする。

クミンの入った塩が添えてあり、それを少し掛けて食べるとさらに風味が増しておいしくなった。

そしてメインに「エゾシカのロースト」。5ミリほどの厚さにカットされたエゾシカがずらっと並べられて、赤ワインベースのコクのあるソースが掛けられている。

これが本当に美味しい。このお店に誰かを連れてくるとだいたいこの料理を注文している気がするが、みんな目を丸くして「美味しい!」という。

シェフが席の近くを通りかかった時に、「エゾジカ好きですよねー」と言われた。自分で気づいていなかったけど、おすすめメニューに載っていると毎回のように頼んでいたようだ。

メイン後にもう少し食べられそうだったので、温かい前菜から「チーズとじゃがいものグラタン」を頼んだ。

スライスしてミルフィーユ状に重ねられたじゃがいもにブルーチーズが掛けられ、表面は「ぱりっと中はとろっと」これも温かくておいしい料理だった。

最後にデザートを食べて満足してお店を後にした。気取っていなくて、ふらっと一人で立ち寄りカウンターで楽しむこともできるし何人かで食べに行ってももちろん楽しい。

料理を見ると、一品一品、大切に作っているシェフとマダムの姿が浮かぶようである。こういうお店が近くにあるのは本当に嬉しいことだ。