台湾一人旅 2-11 南京復興駅のマッサージ店へ

台湾旅行記の17回目です。

台北101の1階のだだっ広いフードコートで食事を済ませると時刻は16時半くらいとなった。

朝からすでに20000歩くらい歩き回っている。さすがに疲労が限界にきていたので一度ホテルに戻って休もうと考え、再び淡水信義線に乗り込みホテルのある中山駅まで行く。駅からホテルまでは歩いて5分ほどである。

ホテルに戻りベッドの上に腰掛ける。今日は1日、色んな所を見て回ったな。朝ホテルを出たのが遠い昔のように感じる。

このまま横になって眠りにつきそうになるが、なんとかその衝動を抑えてリュックからノートパソコンを取り出しとりあえず開いてみる。この後は今日の締めくくりに台北名物の夜市を見に行こうかと思っているのだが、疲れた体で再び外へと出ていくのが億劫になってきてしまった。

どうしようかと迷っていたら、そういえば台湾はマッサージが有名な国だと思い出した。特に足つぼマッサージは地元台湾の人たちも好きなようで街中には足つぼを表す足の形に切り取った看板をいたるところで見かけた。

だったらまずは本場のマッサージ店で足をもみほぐしてもらい、疲労を和らげてから夜市へ行ってみることにしよう。

そう思い立つとすぐにノートパソコンのキーボードを叩き、「台湾 マッサージ」で検索を掛けてみる。ウェブ上には台湾のマッサージに関するガイドやまとめサイトがいくつも出ていた。

しかし店がありすぎてどれを選べばいいのやら検討がつかない。今いる中山駅から近くにあって、設備が整っていて安全そうなイメージの店を探し、松山新店線で二駅の南京復興駅にあるマッサージ店を選択した。

再び電車に乗って中山駅から二駅の南京復興駅で降りた。5分ほど歩くと足裏を切り取った目立つ看板が見えた(店の名前は忘れた)。

店内は明るく奥にまでずらっとベッドが並んでいる。かなり広い店舗のようで、1階だけでなく上の階にもフロアがあるようだ。まだ時間が早いからか、ほとんどのベッドは空いているようだった。

想像通りにきちんとしている店っぽいので安心しつつ、中へ入る前に店先に貼りだしてある値段表を見てみることにする。

中国語表記の他に日本語でもメニュー名が記してある。どうやら日本人観光客がよく来るお店のようである。足つぼだけや、全身マッサージなど色々なコースがあり、全身マッサージの値段は60分で1,000TWD(約3,550円)。

台湾は物価が安いイメージがあるが、日本と大差ない値付だった。ともかく何事も体験だと思い中へ入ってみた。

カウンターには女性の受付係が一人いて、例によって中国語で何やら話しかけて来た。とっさに言葉が出ずに黙っていると、間髪入れずに「こんにちは」と日本語に切り替えてくれた。

やはり日本人がよく来るお店らしい。日本語でのやり取りができるようである。「60分のコースにしたいんだけど」と日本語で言ってみると、「60分ね!」と注文を繰り返し、しばらくカウンター前の椅子で待っているように促された。(続く)