台湾一人旅 2-14 士林夜市を気の赴くまま歩く

2016-01-10 8:24

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台湾旅行記の19回目です。

 

歩道を歩いて行くと、ブロックの角に大きなスター・ウォーズの看板があった。7作目となる「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開が翌日に控えているのだ。

 

「スター・ウォーズ」の最新作が世界中で盛り上がっている、という話を日本でもよく耳にした。それを裏付けるように海外で大きな看板を見ると「ああ、ほんとに盛り上がっているんだな」と実感する。

 

日本だけで過ごしていると「世界中でスター・ウォーズが公開される」という事実は、ネットやテレビなどメディアを通してしか知ることができない。それらは大部分が事実だろうけど、メディアを通せば編集する人間の手が入り、作る人が頭に描くストーリーが反映されることとなる。

 

例えば「スター・ウォーズ」が世界中の劇場で公開されることを報道するとなれば、それは必ず「数多くの人が待ち望んでいた映画」というストーリーにのっとって報じられる。

 

それが編集を行うほとんどの人間、そしてメディアを見る人たちもが望んでいるストーリーなのだから。

 

日本にいる限りはそういったメディアを通しての情報を受け身で得るほかないのだが、海外へ一歩出れば自分の目で確かめることができる。

 

僕が海外を自分の足で歩いてみたい、そう思うようになったのは、メディアの作るそういったストーリーから抜け出したいというのがあったのだ。士林夜市に大きく灯る「スター・ウォーズ」の看板を見上げながらそんなことを思った。

 

 

士林夜市には、まさに日本の縁日さながら歩道にはみ出す勢いで数多くの人が集まっていた。しかし人の動きをよく見ていると一つの方向へ流れができているようである。その流れに沿って「スター・ウォーズ」の看板をSTART地点に、時計回りで幹線道路沿いを歩くことにする。

 

歩道にはすでにいくつもの屋台が出ていた。そのほとんどが飲食店のようである。屋台は人気のあるものとそうでもないものが極端に分かれていて、列をなしている屋台だとその長さは10メートルくらいに伸びている。

 

人気のある屋台には大概煽り文が書かれたポップが貼られており、中国語なので読めないのだけど「テレビで大人気!」という感じのことが書かれていた。

 

おそらく台湾のテレビでは頻繁に夜市の特集を行っていて、人気屋台を取材するのではないか。夜にもかかわらずこれだけの人が集まるのであれば、取材先としてバリューがありそうである。

 

ほかに気になった屋台は、カットしたマンゴーやドラゴンフルーツなどの果物をたくさん並べている店である。それは台北の屋台のトレンドになっているようで、そこかしこに同じような形態のものを見ることができた。

 

 

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カットフルーツには虫がたかるらしく、虫を避けるためのくるくる回る羽をぶら下げている屋台も見られる。

 

屋台で生のフルーツを食べるとお腹をくだしそうなのでさすがに買うのはやめておいた。屋台を見ながら歩道を5分ほど歩いていけば、人の流れは「士林夜市」と書かれたアーケードの入口へと行き着いた。(続く)

 

 

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