台湾一人旅 2-16 夜市の食堂

2016-01-12 8:44

台湾旅行記の21回目です。

 

食堂の席に座って待つこと5分。電光石火の速さで料理ができあがり、自分の席へと運ばれてきた。

 

店員さんが、がちゃんと音を立てて乱暴に皿を置いていく。お皿を粗雑に置かれたぐらいでもちろん不機嫌になったりはしないが、こういった飲食店においてのサービス一つ取ってみても、つくづく日本人というのはナイーブな国民だよなと思う。

 

もし仮に日本で同じように乱暴な態度で給仕をする人がいれば、プライドが高く怒りっぽい人なんかの場合、「なんだその態度は!店長呼べ!」などと怒鳴りつけて問題になるかもしれない。

 

まあ皿の置き方はともかくとして、問題はその上に乗っている料理である。チャーハンみたいなご飯物を期待して頼んだはずだったが、果たして、運ばれてきたのは青菜と牛肉の炒めものだった。

 

いや確かに炒めてあるものに違いはないのだけど、白いご飯を食べたかったんです…。

 

そう思ってもそれを店員さんへ向けて口に出せる語学力はなく、はたまた話せたとしてもこの品物を注文票でオーダーをしたのは自分である。「あんたこれ頼んだでしょ?」とシンプルに言われれば返す言葉は一つもない。

 

そんなことを一瞬で考え、諦めて出された料理に箸をつける。これが美味いのである。

 

ものの5分で出てきたのだから、ほんとにさっと炒めただけだと思うのだが、薄味ベースに独特なコクがある。白いご飯を片手に食べればどんどん食が進みそうである。

 

今度こそご飯物を狙って追加オーダーをしようかと考えてみたけど、当てる自信がまったくないのでやめておいた。

 

食べ終わって代金の120TWD(約420円)を払って外に出る。夜市は観光地に属するエリアだからか、お値段はお高めだった。

 

時刻を見ると夜の8時半だった。夜市の人の数は減る様子をまったく見せずに、まだまだ夜はこれからといった雰囲気だったが、今日はこれでホテルへと帰ることにした。

 

色々な観光地へ行ったり、マッサージをしてもらったり、長い1日だった。昨日の夜に着いた時は不安のほうが大きかったが、1日で台北の街にも慣れることができた。

 

行き先を自分で考え、自分の足で街をまわると急速にその土地のことを覚えられる。必要に駆られると頭のどこかのスイッチが入って、記憶力や適応力が急速にアップするように思う。

 

スター・ウォーズの看板のある場所まで戻ってきて、剣潭駅へと歩いて行き、淡水信義線の電車に揺られて、四つ目の駅である中山駅で下車した。

 

駅からはiPhoneのグーグルマップを頼りにして、無事、ホテルへ戻ってくることができた。

 

1日歩いて疲れているはずだったが、マッサージのおかげか不思議と疲労感はそれほどなかった。

 

明日、見に行くルートを決めようかと思ったが、
シャワーを浴びると睡魔が急激に訪れてきた。部屋の電気を消し、ベッドに入ると起きている記憶がないほどに、あっという間に眠りへと落ちていった。(2日目終わり)

 


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