台湾一人旅 3-16 最後の夜が終わる

2016-01-28 9:18

台湾旅行記の37回目です。

 

路地を抜け山あいを走るバスの通り道へと出ると、ちょうど停留所にバスが到着しているところだった。

 

これを逃すと、行きの時のようにしばらくバスが来ないかもしれない。寒いところに長い間、待たされるのは嫌なので、車のいる方向へと急いで歩き中へと乗り込んだ。

 

料金は行きと同じで100TWD(95TWDでお釣りもらえず)である。中程の空いている座席に腰をおろした後、しばらくしてからバスは走り始めた。

 

降りる停留所を確かめるため、グーグルマップを起動させてみる。現在地からホテルまでの経路をバスを使ったパターンで選択してみると、表示されたルート上に停留所が出現した。なんと賢いのだろうか、グーグルマップは。

 

その後、無事望みのバス停留所にて降りることができ、地下鉄へと乗り継いでホテルのある淡水線中山駅で降りた。

 

ホテルへ戻る前にコンビニエンスストアに立ち寄りまたもやポカリスエットを買った。小銭を減らしておこうと、ポケットから台湾ドルの硬貨を探り、レジでぴったりの金額を支払った。

 

ついこの間、はじめて目にしたばかりの台湾ドルという貨幣も、3日間使っていればすっかり手に馴染んできていた。

 

コンビニから歩くホテルへの道も、歩道にあふれんばかりに停めてある数多くの原付バイクも、見慣れたものになってくる。

 

そしてそれらが当たり前の風景になった頃に、この新しく訪れた国を離れることとなる。

 

 

ほんの2、3日間の旅というのは、そういう色々なものの儚さが心に浮き彫りになって迫ってくる。わずかな滞在であっても、離れる前の夜は寂しくなる。

 

ホテルへ戻ってからは、明日の朝、空港へ移動する手段を考えることにした。台湾桃園国際空港を10時35分出発の便を予約しているので、余裕を持って9時には空港へ到着しておきたい。

 

移動手段の候補としては、電車とバスを乗り継ぐかバス一本でいくか、もしくはタクシーを使うか。

 

タクシーが一番、楽ではあるのだけど、九份行きのバスに乗ったことでバスの移動も不安ではなくなっていた。

 

なにしろ、タクシーが1,000TWD(約3,500円)以上掛かるのに対して、バスでの空港までの料金は約10分の1となる125TWD(約440円)である。これはどう考えてもバスを利用するしかない。

 

今にして思えば、この台湾の旅において一番コストが掛かったのは、初日の空港から台北へ移動するためのタクシー代であった。

 

ほんの2日前の自分のことを懐かしく思いながら、空港へ移動するバスの利用方法について入念に調べ続けた。(3日目終わり)

 


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