今年もフジロック早割に当選しました

今年もフジロック早割の季節がやってきた。

フジロックとは言わずと知れた、日本で開催される一大ロック・フェスティバルのことである。

「フジ」という名のつくことから、知らない人やあまり興味のない人はいまだに富士の裾野で開催されていると思っているようだが、実際に富士山のふもとである山梨県富士天神山スキー場にて開かれたのは1997年の第一回開催のみである。

記念すべき第一回は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズはじめ相当気合の入ったラインナップを揃え開催されたわけだが、その時は台風が会場を直撃し豪雨の中でライブが繰り広げられることとなった。

2008年からフジロックに参戦している僕は、もちろんその場には居合わせていない。当時の映像から会場の雰囲気を感じられるのみなのだが、それはもう恐ろしくハードな様子である。

真横から直撃してくる強い雨風が巻き起こる中で、レッチリが叫びまくり観客が拳を上げるその映像はもはやロックのライブ会場のそれではなかった。天地創造の瞬間のような、これから戦争でも始まるのかと思うようなものすごい迫力の鬼気迫るものであった。

伝説の名に相応しい凄まじい演奏が繰り広げられた一方、雨や寒さで体調不良を訴えるものが大挙に出たり、アクセスの悪さから恐ろしく長い距離の渋滞が発生したりと、会場の内外では相当な混乱が生じていた。そして、富士の裾野での開催はこれっきりとなったのである。

その後、第二回の豊洲開催を挟み、第三回以降は新潟県苗場スキー場での開催が決定。以来去年の第19回まで同じ場所でのライブが続いている。なので、「フジ」という名がつくのだけど、開かれているのは新潟県南魚沼郡湯沢町である。

フジロックのチケットの一般発売は毎年2月上旬となるのだが、例年その数週間前に早割と称して先行抽選販売が開始される。この早割に申し込んで見事当選できれば、3日通し券¥43,000が、¥36,000(どちらも税込)と7,000円もお安く手に入れることができるのである。

その早割の告知があったのが先月の上旬のこと。今年はフジロック開催20年という節目の年でもあるし、縁起物のつもりで抽選に応募しておいた。

僕は去年・一昨年とこの早割に申し込んでどちらとも当選することができている。当選確率は発表されていないのだけど、外れる人も結構見かけるのでそれなりの倍率なのではないかと思う。

それが2年続けて当たっているのだから今年はまったく期待していなかったのだが、昨日のお昼ごろに抽選結果がメールで届き、それによると無事、当選できたようである。

今年も早割を引き当てられるとはついてるなー、と思う。これで今年のチケットの確保は完了できたことになるので、これから徐々に発表されていく出演アーティストに一喜一憂しながら、7月22日から開催となる第20回目のフジロックを心待ちにしたい。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。