プライムミュージックはアップルミュージックの代わりになるか?

2016-02-07 8:33

自営業をやっているとコストに対する意識が高くなる。売り上げが同じでもコストを下げたり時間効率を向上させれば、その分だけ利益は増える計算となる。

 

もちろん会社員時代にもコストの意識は持っていたけれど、自営業の場合は、利益=自分の給料となるのでその切実さが違ってくる。

 

コストにも直接費と間接費があり、さらにそれらは固定費と変動費に分けられる。

 

直接費というのは商品に掛かった原価を指す。例えば印刷を行ったなら印刷代が直接費となるし、外注さんに協力してもらったら外注費が直接費となる。

 

間接費は特定の商品に掛かったものではなくて、例えば電気代だったり、パソコン代だったり、ガソリン代だったり、日々、仕事をしていく上で使っているものの費用を指す。

 

固定費・変動費というのはその名前の通りで、固定費は月に必ず一定金額の掛かるもの。家賃やアドビのクリエイティブクラウドなどがそれにあたる。

 

変動費はその月によって変わるものを指していて、間接費のうち電気代などは使用量によって変わるので変動費となる。

 

1月2月というのは言ってみれば閑散期にあたるので、そういう時には余計に支払っているものはないかと一層コストの意識が高くなる。

 

なので最近、登録していてもあまり読まなくなっていたメルマガや、余分に契約しているSIMカードを解約するなど固定費の見直しを行っていた。

 

そうしているうちに、アップルミュージックをどうしようかという問題にぶち当たった。

 

アップルミュージックとは、iPhoneなどを販売しているアップル社が行っているミュージック配信サービスである。

 

iPhoneにプリインストールされているミュージックアプリから登録を行うと、Appleのサーバに入っている3000万曲(16年2月現在)の中から好きなだけ曲を聞くことができる。

 

サーバへ繋いでそこからその都度、曲を聴くというサービスなので、電波の入らないところでは使えないが、前もってiPhone内にダウンロードしておけばオフラインの状況下でも楽しむことが可能だ。

 

さらにその膨大過ぎる楽曲の中から、アップルの方で曲を選びプレイリストを作ってくれたり、使えば使うほどその人の趣向に合ったアーティストが表示される人工知能も搭載されている。

 

音楽好きにはたまらない本当に素晴らしいサービスなのだが、もちろんこれが無料で使えるということはなく、利用料が月額980円掛かる。

 

月に約1000円を高いと見るか安いと見るかは個人の趣味嗜好によるのだけど、他にこれと類似するサービスがないのであれば、まあ「それなりかな」と思う。

 

僕自身、やはりアップル社の作るプレイリストが「なるほどー」と感心する物が多く、特に考えることなく色々な曲を楽しめるところが気に入っている。

 

月980円払ってもまあいいか、とそのままで来たのだが、去年の11月に同じ米国のAmazonが「プライムミュージック」をスタートした。

 

基本的な構造は、アップルミュージックと同じである。Amazonが所持するサーバからその都度、曲を聴くことができて、同じようにダウンロードしてオフラインでも楽しめる。

 

そして嬉しいことに、プライム会員であれば追加料金なしで使用できるのである。僕は相当ヘビーなAmazonファンなので、税込3,900円の年会費を支払ってプライム会員となっている。なので、プライムミュージックの無料アプリをダウンロードすれば、すぐに聴き放題を楽しめるのだ。

 

固定費見直しの一環で、月に980円掛かるサービスと同程度であれば、追加料金の掛からないプライムミュージックを使ってみようと考えてみたのだが…。

 

試しにアップルミュージックを使うのは禁止にして、音楽聴くのはプライムミュージックをメインとしてみたのだが、楽曲数が現状であまりにも貧弱だった。

 

16年2月現在で、プライムミュージックの公表楽曲数は100万曲。それでもまあ一生で聴けないくらいに多いのだけど、アップルミュージックの3000万曲に比べれば特に洋楽のロック系が相当弱いなーという印象だ。

 

探してみれば色々と出てくるのかもしれないが、アップルミュージックの場合は前もって好きなジャンルを選択して登録しているから、開いた瞬間から聞いてみたい曲がたくさん出てきている。さらに使うほどに、おもしろい曲が見つかって新しい発見がある。

 

一方、プライムミュージックはというと、一度ビートルズのベストを聞いてみたらおすすめのプレイリストがビートルズだけで埋まってしまった。

 

使っているうちに好きなもので埋まっていくのかと思い、聞いてみたいアーティストを検索に掛けてみるのだけど、好きなアーティストが全然登録されていないのである。

 

いくつかのバンド名を検索してみてようやく登録されているのを見つけたとしても、聴けるアルバムの数がアップルミュージックに比べてすごく少なかったりする。いくらお安く聴けても、好きなものがないのであればしょうがない。

 

アップルは音楽の好きなスティーブ・ジョブズがはじめた会社だけあり、やはりこういったミュージック系のサービスは強い。音楽好きが納得できるような楽曲を揃えてあるし、使っていても心地いいユーザーエクスペリエンスを備えている。

 

結局、検討してみた結果、アップルミュージックを引き続き使っていくことにした。時間が経って、プライムミュージックのラインナップが充実してきたら、また改めて比べてみたいと思う。

 


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