金沢という街でジョギングすることについて

去年まではスポーツジムの会員になってランニングマシンでランを行っていたが、昨年末ぐらいに退会することにした。

その理由はいたって簡単で、ジムは車で20分ぐらいの距離にあったため、少しでも仕事が立て込んでくると行かなくなってしまったからである。

運動で20〜30分とられるのはいいが、運動をするための移動時間で往復40分とられるのは非常に痛い。

1日を分に直すと1440分となるが、そのうち480分は睡眠時間なので活動に使える時間は960分。40分といえばそのうち4%強もの割合を占める。

ただの移動だけでそれだけを消費するかと思うと時間がないときはどうしても足が向かなくなってしまう。

なので酷い時には月に2回ぐらいしか行かないこともあり、これはいくらなんでもお金の無駄だと思って退会することにしたのだった。

そもそもジムで走ろうと思ったのは、金沢という街の天気に問題があるからだった。金沢は、ものすごーーく雨の多い街なのである。

「弁当忘れても傘忘れるな」という金沢に伝わる言い回しがあるが、本当に天気が悪い。転勤で太平洋側の地域から金沢へ来た人はその天気の悪さに辟易するという話をよく聞く。

試しに気象庁の日照時間一覧というのを見てみると、金沢の直近90日間の日照時間が201.6時間に対し、東京は493.5時間と倍以上。静岡にいたっては、552.9時間と3倍近くの差がある。

数字から素直に考えれば、太平洋側の地域に比べて天気の良い日が実に半分以下と極端に少ないのである。

ということで、外で走るのは諦めてジム通いをしていたのだが、それをやめにしたのは前述した通り。

では走ることそのものをやめたのかと言えばそんなことはなくて、むしろジムをやめてからのほうが週4回以上と距離・回数ともに稼げている。

これはどういうことかというと、自営業の強みでもあるのだけど普通に屋内で仕事をしているときに、少しでも晴れ間が出たり雨や雪が途切れた瞬間があれば、急いでウェアに着替えて走るようにしているのだ。

最初は「毎朝◯時から家の周りを走る」という風に時間を決めていたのだけど、それだとあまりにも天気によって走れない日が続いてしまう。

返ってストレスがたまりどうしたものかと思っていたのだが、「天気がいい瞬間を狙って走る」と決めてしまえば、週の半分以上は走れる日が出てくることに気づいた。

以来、天気が良くなると「この作業が終わったら走れる!」と半ばご褒美のような形にしてせっせと走っている。

おそらく金沢市在住で、天気に悩まされるジョガーの方は多いと思う。環境が許すなら「天気のいい時を狙って走る」としてみるとうまくいくかもしれません。