Toggl − 時間を測るのに便利なアプリ

「効率化を図るためには、作業に掛かる時間を計測すればいい」と書いた。作業に掛かる時間を測る方法としては、単純にスマホにプリインストールされているタイマーを起動させるというのがある。

もちろんこれで何の問題もないが、作業の時間計測で便利なウェブアプリがある。

Toggleがそれである。

ウェブサービスを開いて新規ログインを行うと、トップページには「What are you working on?(何に取り組むの?)」と書かれたテキストボックスが出てくる。

使い方は簡単で、その枠内に例えば「ブログ執筆」と書いて、枠の右にあるStartボタンを押せばカウントが始まる。作業が終わればStopボタンを押す。すると掛かった時間が履歴一覧の一番上に記録されることとなる。

使い方が簡単なtogglだが、このアプリの優れた点は他にもう2つある。

一つは、ブラウザ上のウェブアプリだけでなく、スマホやPC上で起動するアプリが用意されていて同じIDでログインすれば記録が同期される点である。

同期の速度も結構速くて、PC上のアプリでタイマーを起動しスマホのアプリを開けばきちんとカウントが始まっているのを確認できる。

自分の使い方としてはいつもPC版のアプリを開き、デスクトップの左上に置いている。そして何か作業を行う時には、項目を記入してタイマーをスタートさせる。今も「ブログ」と書かれた項目のタイマーがオンになっていて、書き始めて13分4秒経過したことを教えてくれている。

最初のうちは、タイマーが動いていることに意識がいって気が散ってしまうかもしれないが、慣れてしまうと「このくらいの作業量で、◯◯分掛かるんだな」というのが肌感覚でわかってくる。それに絶えずタイマーが働いていると時間をムダにできないという意識が自然と芽生える。

もう一つの優れた点は、よく使うプロジェクトをあらかじめ登録しておけば、「週にどのくらいそのことで時間を使ったのか」などをレポートとして知ることができるところ。

ウェブアプリのヘッダー部分に、「Reports」と書かれたボタンがある。ボタン上にポインターを置くとアコーディオン形式のリストに「Sumally」と書かれたボタンが出現する。それを押すと、直近の一週間で何をどのくらいの時間やったのかというデータを得ることができるのだ。

右上のヘッダー下の下矢印ボタンを押せばカレンダーが出現するので、自分の知りたい期間でのデータを拾うことも可能である。この機能を使えば、中長期に渡るプロジェクトに掛かったトータル時間を知ることができるのでとても便利だ。

また、例えば「ネットサーフィン」や「ゲーム」、「テレビ」という項目を作って、それらにどのくらいの時間を費やしているのか知るのも良いと思う。休憩がてらでやっていた「ネットサーフィン」を計測してみたら、「週に10時間も浪費している!」みたいなことがわかるかもしれない。

もちろん自分のすべての時間を計測しようと思うとアプリの操作だけで時間を取られるし、四六時中管理されているようで息が詰まるという人もいるだろう。

自分は基本的には、何か作業をしている時間だけタイマーを起動して、プロジェクトに掛かった時間のみ計測するのに使っている。

どのような使い方をするかはその人次第となるが、時間を測り自分の行動を数字として可視化するというのは、生活をより良くするために機能することだと思う。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。