ストロボを買い換えることにした

使用していたモノブロックのストロボが不調になった。使っている最中に急に点かなくなることがある。

発光管の寿命が切れたのかと思いそこだけを新しくすることも考えたが、考えなおして、新しいストロボを2台購入することにした。

仕事に必要な機材なので安い物を買っても仕方がないと思い、それなりの値段がするものを2台購入。パソコンの画面で注文確定のボタンを押しながら、「そういえばこれまで使っていたのはかなり安いものだったな」と思い出した。

独立してから写真撮影の仕事も受けていたが、ある日、スタンドのストロボを必要とする撮影の依頼がきた。

「いいですよ」と答えたはいいが、その時点でストロボはクリップオンタイプしか持っていなかった。スタンドのストロボを手に入れる必要がある。

取りあえずネット上で色々と探してみたが、だいたいにおいてストロボというのは高価なものである。依頼は人物撮影なので最低2台は必要となるのだけど、合わせて15万円くらいするものがほとんどだった。

その時は創業してまだ半年ぐらいで、ともかくお金のない頃だった。その撮影一件のために、15万円出すというのはとてもじゃないができない相談である。

どうしようかと考え続けて、アマゾンで調べてみたところ、なんと2台セットで5万円で売っているストロボを発見した。しかもライトスタンドやアンブレラなども同梱されていて、届いたらすぐにでも使えるような便利セットである。

レビューを見てみても「コスパが高い」「普通に使える」といったポジティブなものが多かった。「これにしようかな」と思ってみたものの、取りあえずは「ほしい物リスト」に入れて、さらに2日ほど悩んだのを覚えている。

色々と悩みながら探してみたものの、アマゾンのそのセット以外に選択肢はないと考え、思い切って購入したのだった。

そうして手に入れたストロボを使っての撮影は無事に終わり、その後も撮影依頼がちょくちょくと入るようになった。

ストロボは結局、アマゾンで買った5万円のものを使い続けた。

数を数えていないので推測になるけれど、5年弱で100回くらいは使ったように思う。一回の使用につき、500円の減価償却である。

手放すことにはなるのだけど、安いながらもこれまで本当によく頑張ってくれたと思う。買った当初は、ここまで使い続けるとは思っても見なかった。次に使うストロボは初代よりも随分高額なものとなる。10年くらいは大切に使っていきたい。