フジロック初参戦の心得

今年は、フジロック20周年という節目の年。レッチリはじめ参加アーティストも豪華なものになる。それを目当てに今年初めてフジロックに参戦するという人も出てくるかと思う。

そこで今年8回目の参戦となる自分が、8年前の初参戦の記憶を紐解いて、「フジロック初参戦の際、特に気をつけたいこと」というのを上げてみたいと思う。

1 むやみに歩きまわらない

フジロック開催地の苗場は、広大なスキー場である。各会場間はグリーンステージからホワイトステージまでが15分くらい、ホワイトステージからフィールドオブヘブンまでが10分くらいと結構な距離がある。

見たいアーティストがいるからと気の赴くまま歩き回っていれば、徒歩での移動距離は軽く10キロを越えるだろう。

普段、歩き慣れている人でも、舗装されていない道を荷物担いで歩くのは疲労度が高い。自分の体力を考えエネルギーをコントロールしながら歩かないと、初日だけでダウンする自体にもなりかねない。

特に初めて参戦する場合は、「見なきゃ損」とばかりに無理をして色んなステージを徘徊してしまうだろう。無理は絶対に禁物である。

2 折りたたみ椅子は肘掛け付きのものを

野外フェスではただ立っているだけでも体力を消耗するので、折りたたみ椅子は絶対に持って行ったほうがいい。しかもちゃんと肘掛けと背もたれのついたしっかりしたものをおすすめする。

自分は最初の頃、ホームセンターで買った500円くらいの折りたたみ椅子を持って行っていた。座る部分が30センチ四方くらいしかなく、高さも30センチぐらいしかない小さなやつである。

軽量なので持ち運びには便利なのだが、いかんせん疲れがとれない。座っていても身体のどこかに力が入っていて、くつろぐことができないのだ。3000円ほど出せば普通にしっかりした椅子を買えるので、ここはケチらずに買っておきたいところである。

3 食べ過ぎない、飲み過ぎない

フェスというのは要するにお祭りである。音楽が鳴り陽気な人々が集っていると、お酒を飲みたくなるし食べ物も欲しくなる。しかもフジロックは本当に様々な屋台が出店するのでどれを選ぼうかと目移りするほどだ。

しかしここでも自分の体力を考えて食べ過ぎないよう、飲み過ぎないように注意したい。注意したところで、どっちみち普段の生活よりもよく食べるしビールを飲むことになるのだ。

前半で体調を崩すと、残りのステージを楽しめないという悲劇が訪れてしまうかもしれない。「無理しない」ということを常に自覚しておきたい。

こうして並べてみると、「無理しない」ということが一番大切なことのように思う。

初参戦であれば、「どのステージも見たいし楽しみたい!」と動き回りたくなると思うが、どのみち来年もまたフジロックはやってくるし、その次の年もやってくるのである。今年不完全燃焼であれば、また翌年にその分を取り戻せばいいのだ。

無理することなく、できる範囲でフジロックを楽しみましょう。