大量の仕事が一度に来た時の対処法

仕事が入ってくると、まずは必ず納期を確認する。そして納期に出せるよう作業スケジュールを立てないと安心ができない。ここにさらに新しい仕事が入ってくれば、期限を守れるスケジュールを作成するか、もし厳しそうだと思えば納期を伸ばせないか発注の段階で交渉する。

普段こういった感じで仕事を進めていると、急にいくつもの細かい仕事が「わーっ」と来てしまうと非常に困る。積もり積もって収拾がつかなくなってしまうのだ。整然としたスケジュールを立てないと安心できない体質なのだから、この事態は自分にとって由々しきことである。

先日もこんな感じのことが発生して、一気にモチベーションが低下してしまった。一体何やら手を付ければいいのやら、と思うと計画が立てられず動く気力が出てこないのである。

こういう仕事のやり方は精神的なエネルギーをすごく消耗する。退避している時も、結局、頭の中は気になっている仕事で占められているのだ。気も休まらないし、何を読んでも何を見ても頭の中へ入ってこない。

それぞれのやることにそれほど大きな時間は取られないのだから、スケジュールを立てるのは放棄して、目の前の仕事から粛々と片付けていくことにした。一つが終わったら次のものにとりかかり、そして終わればまた次のものへと手を付ける。この繰り返しを俯きながら粛々とやっていくのである。

一気に仕事が押し寄せてモチベーションが低下する理由はただ一つ。脳のメモリーがパンクし考えることを放棄したくなっているから。そんな時に綿密なスケジュールを考えようとすること自体、無駄なことである。

一つ一つの仕事はそれほど時間を取られないと肌感覚でわかっているのなら、ともかく目の前の山を少しずつ崩すイメージでさっさと取り掛かってしまったほうがよい。

先日もそういう事態に陥った時、作業スケジュールは立てずに何も考えずただ目の前の仕事を黙々と片付けていった。数は多くてもそれほど難易度は高くないのだから、それこそ2時間くらいですべて終わらせることができた。

仕事は「仕える事」と書くので、すべて自分の思惑通りに進むはずがない。想定外の量がどっと来た時には、粛々とうつむいて片付けていく。これ以外に最良な対処法はない。そう思った次第である。