タイ一人旅 1-2 始まりの瞬間

タイ旅行記の2回目です。

眠りに落ちてからも飛行機の中で何度か目を覚ました。その後、また眠りについてまた目を覚ますというのを繰り返しつつ、飛行機は徐々にタイへと近づいていく。

現地時間の深夜2時半ごろに、「もうじき着陸体勢へ入ります」というアナウンスが流れた。現地到着の予定時間は早朝4時だったが、予定よりも早く着きそうである。

その後、飛行機は高度を少しずつ落としていき、まだ夜の明けないタイのドンムアン空港に到着した。到着時刻は深夜の3時半だった。

飛行機を降り立った時の感想は「それほど暑くないな」である。熱帯に属するタイは日本より気温が高い。年間の平均気温は約28度。よほど暑い国だろうと思っていたがそのイメージは少し和らいだ。

もちろんこれは早朝の気温だからこう感じたのであって、この考えが甘かったことは今日一日の活動を通して思い知ることになる。

そのまま他の乗客たちと一緒に空港内を歩いて行き、入国審査ゲートまで到着した。香港や台湾の時と同じように入国カードに必要事項を記入して提出する必要がある。いくつか備え付けてあるカウンターの一つを陣取って、まずはiPhone5Sの電源を入れた。

どうでもいい話だが、海外旅行をするときには普段使っているiPhone6Sは予備としてバックパックへしまっておいて、メインで使う機種をiPhone5Sにスイッチする。単純に小さくて扱いやすいことと、万が一破損したり無くしたりしても、自分にとってダメージが少ないからである。

電源がつくとすぐに空港内のWi-Fiをとらえた。新規登録の必要があったので名前やメールアドレスなどを入力、その後すぐに使えるようになった。

Safariを起動して、「タイ 入国カード 記入」と検索をかける。上位に上がった記入方法を開き、それを見ながら必要な項目を書いた。

その後、外国人用(つまりタイ人以外)のゲートに並び、待つこと10分。ようやく自分の番が来てパスポートと入国カードを提出。何の問題もなくパスポートに入国のスタンプが押されて、ゲートを通過することができた。

問題はないだろうと思っていても、入国できた瞬間はいつも少し感動する。この瞬間から、新しく訪れた国の旅がスタートするのである。