タイ旅行記 1-10 大涅槃像

タイ旅行記の10回目です。

入り口には青い袋がたくさん置いてあった。何をするものかと思ったら自分の靴をそこに入れるようだ。

礼拝堂へは靴を脱ぐ必要がある。観光客は皆、履物を袋に入れ、それを手にして中へと進んでいっている。僕もそれにならって後に続いた。

礼拝堂は奥に細長い造りの建物となっていた。廊下がずっと先へと続いている。

どこに涅槃像がいるかと思う間もなく、その姿は廊下のすぐそばにあった。建物の中央に肩肘をついて寝そべっていたのだ。見事に金ピカである。

写真を撮ろうと構えてみるが、50mmの単焦点レンズしか持ってきておらずどうにも全体を収めることができない。全長は49メートル。高さ12メートルにも及ぶ巨大涅槃像である。

27260006563_2cfb9c74b6_o

27260006413_836826a684_o

27260006303_3e1ce2685e_o

観光地的には何しろ大きいことはいいことである。

自分のように「何か観光地らしいところはないか」と目的地を探してみれば、大きい物は話題として取り上げられやすいし観光客としてもそれをとりあえず見ておこうという感じになる。

涅槃像の足先まで進んでいきぐるっと背中側へ回ると、壁にそって鉢がたくさん並んでいた。その数は108個あるようで、そこに小銭を入れ自分の煩悩を鎮める趣向になっている。

お坊さんがそのスタート地点に立っていて、1バーツの100分の1の価値を持つというサタン硬貨の交換を行なっていた。20バーツを渡して硬貨をもらい、一つひとつの鉢に小銭をチャラチャラと入れていく。

涼し気な音色が礼拝堂に響き、心が洗われるようである。

といっても108個も鉢があるため、ちんたら入れているといつまでも終わりそうにない。徐々に急ぎ足になっていき、最後は音色を楽しむ間もなく駆け足で終了した。

靴を履いて礼拝堂の外へと出た。時刻はいつの間にか10時近くになっていた。ここにきてさすがに寝不足と暑さで身体がキツくなってきたので、礼拝堂の壁面の石段に腰を掛けて休むことにした。

川岸で買ったミネラルウォーターはすでに温くなっている。また冷たい飲み物を買いたかったが眠気のピークが訪れ、そのまま目を瞑ってほんの10分くらい眠った。

目を覚ましてから次の目的地はどうしようと考えてみる。しかしその前に何か食べておこうかと考えた。少し眠って再び元気が出てきたが、身体は高い気温に押されてさらに火照ってきていた。

広い敷地で迷いつつもワット・ポーの出口から外の通りへと出る。船着場辺りに飲食店がたくさんあったように思ったので、また歩いて戻ることにした。