タイ旅行記 3-1 ベッドメイクのチップの相場

2016-07-26 9:02

タイ旅行記の30回目です。

 

タイに来て三日目の朝を迎えた。昨日と同じようにホテル一階のレストランへ足を運び、ビュッフェの食事を堪能する。

 

僕の周りには昨日見かけた欧米人ビジネスマンが何人か座っていて、昨日と同じように熱心にスマホの画面を眺めていた。

 

彼らの真似をするわけではないが、僕もまたスマホを見て、朝のニュースを一通り追いかけメールのチェックをした。

 

何通か仕事のメールが来ていた。そのうちのいくつかは、今日中に納品する必要がある。クロワッサンやサラダなんかを食べながら、この後の仕事の段取りを考えた。

 

この日もまた朝食を済ませた後、近くのショッピングモール一階にあるコンビニエンスストアへ行き水とジュースを買った。ついでにモールの入口にあるコーヒーショップへ立ち寄り、テイクアウトのカフェオレを一つ注文する。

 

レジには“Chip Box”と書かれた20センチ四方くらいの箱が置かれていて、中には小銭が半分くらい溜まっていた。

 

日本でいう募金箱の様な感じだが、チップ文化のあるタイではここに小銭を入れることがチップを渡すことと同義になる。お釣りのうちの数バーツをその中へ入れておいた。

 

ところでこのチップの習慣というのは、日本人にとってちょっと悩ましいものでないかと思う。

 

昔は旅館へ泊まると仲居さんへ心づけを渡すという風習があった。でもそれは「良いサービスを期待して渡す」という種類のものだ。チップというのはそれとは逆に、何かサービスを受けた際、「感謝の印として」贈るものとなる。

 

サービスの対価として通常の料金を払うのとは別に、個人的に「ありがとう」の意味を込めてお金を渡すことになるのだ。そんな習慣の存在しない日本人にとっては、「いつ、どのくらい」渡すべきなのか判断に迷うところだろう。

 

僕もまた「いつ、どのくらい」渡すべきなのかで何回か迷ってしまった。

 

とりあえずこういった街中の普通のレストランにチップボックスがあればそこに小銭を入れ、後は部屋の中で仕事をしている時にベッドメイクの人が来たら、完了後に渡すようにしていた。

 

その機会は二回あって、一度目は20バーツを4枚渡した(80バーツ:約240円)。二度目は100バーツ(約300円)紙幣一枚をあげた。日本円から考えて、「こんなもんかな」とこの金額にしたのだが、帰国して色々調べてみたら渡し過ぎだったようである。

 

ベッドメイクの場合、特にシーツをひどく汚したようなことがなければ、20バーツ(約60円)程度で十分とのことだった。もしくはロングステイの最終日に、サービスに満足していれば100バーツほどを枕の上に置いていくというのもスマートなやり方のようである。

 

適正な相場以上にチップを渡しすぎるのは、彼らが持つであろう日本人への印象も、またサービスをする本人にとっても良くないことである。

 

今後、チップ文化のある国へ訪れる際には、事前に「いつ、どのくらい渡すべきか」を調べておこうと思う。

 


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