テープ起こし効率化のために何をやったか

定期的にとあるビジネス誌からライター仕事の依頼が来る。編集部が取材した音源が送られてきて、それと添付資料などを元にし指定された文字数内に原稿をまとめるというものである。

この仕事の際に必要となるのはテープ起こしだ。取材時に話した言葉を不特定多数の人が見る文章へ変換する際には、話したことを文字に起こし全体を俯瞰する必要がある。その中からポイントとなる箇所を見つけ、地の文や会話文を構成していき、資料を元に肉付けをして原稿を完成させていくのである。

ということでこの仕事には必ずテープ起こしという作業が必要となるわけだが、これが結構、時間が掛かる。話している内容を覚えるのは限界があるので、だいたい3秒くらいの音源を聞き文字にしていく。そしてまた再生ボタンを押し、3秒くらい聞いて文字にする。これを最初から最後まで繰り返すのだ。

もちろん途中で入る雑談や、「あのー、えーと」など意味のない言葉は拾わないけれど、それでも手間暇が掛かる。やり始めた当初は一時間の音源を文字起こしするのに5時間くらい掛かっていた。毎回、文字おこしのために5時間かけるのは当然ながらしんどいことである。そこで何かしら時短化できないかと考え、キーボードに手を置いたまま音声の再生・停止ができないかと思うようになった。

ネット上で何かしらテープ起こしに使えるソフトはないかと探し、Express Scribeへとたどり着くこととなる。このソフトへ音源を取り込むと、再生・停止という操作を好きなキーへ割り当てることができる。さらに5秒戻るや5秒先へ行くといった便利な機能もショートカットキーで設定可能で、音源上の話すスピードも変えられるのだ。

これはなかなか便利なソフトだと思い、使いこなしているうちに以前よりはスピードアップしてくるようになった。ちょうどこのころ打鍵については親指シフトを覚え、さらにスピードが向上。1時間の音源であれば3時間くらいで文字に起こせるまでに成長した。

しかしである。そうはいっても3時間掛かるのはやはりまだまだしんどい。これでこの仕事は終わりではなく、その文字に起こした資料を元に提出用の原稿を作成しなくてはならないのである。そう考えると準備段階である文字起こしは、1時間の音源を2時間切るくらいにまで縮めたい。そう思って色々と試行錯誤を続け、最近になってようやく2時間前後にまで縮めることができた。

そのために僕は何をやったのか。続きは明日にしますー。