iPhoneの行く末

先日の金曜日にiPhone7の予約がスタートした。

予定時間である16時を待ってAppleのサイトを開いてみると、混雑しているのか予約の画面へ進むことができない。「そういえば予約のたびにこんな感じになるな」と思い出して、iPhoneアプリの「Apple Store」から入ってみることにした。案の定、こちらはスムーズに画面が進み、ものの5分も掛からないうちに無事、予約完了することができた。

予約したのはiPhone7の128GB、色はブラックである。届くのは今週の金曜日だ。おそらくそれほど大きな驚きはないと思うけど、そうはいっても到着するまでワクワク感がある。楽しみに待っていたいと思う。

ところで新iPhoneの発表が水曜日にあり予約スタートが同じ週の金曜日と、相変わらず慌ただしいスケジュールで以前のモデルに比べどのような変化があったか詳細に確認しないままだった。昨日の午後に時間が取れたので6Sからの変化について、いろいろな記事を参照してみることにした。

大方の予想通り、イヤホンジャックは廃止されていた。日本のFeliCa対応や生活防水、カラバリの増加も事前予想が当たっている。しかし個人的に意外だったのは、製品の外見自体にまったく変化が見られなかったということだった。

公式サイトでサイズを比較すると一目瞭然、6Sと7のサイズはどちらも「138.3mm×67.1mm×7.1mm」となっている。イヤホンジャック廃止によって若干でも薄くされるのかと思ったがそれもなし。従来のAppleであればiPhoneのナンバリング変更の際にはフルモデルチェンジを施してきている。その上で、Sのつくバージョンでマイナーアップデートを行なってきたのだ。

なので多少なりともデザイン面での刷新を期待したユーザーは、肩透かしをくらったのではないかと思う。見た限りでは6Sからのマイナーアップデートという印象である。

そんな疑問を持っていたところ、本命のフルモデルチェンジはiPhone10周年に当たる2017年に行われるという記事を見ることができた。デザインにおける完全リニューアルは来年になる、そのため今年発売のiPhone7へはリソースを割かず、2017年へ注力しているというのだ。

これはなかなか説得力ある話である。形状モデルも予測では、有機ディスプレイ+全面をガラスで覆った未来的なものになるとされている。Samsungが販売しているGalaxy S7 edgeのようなイメージなのかと思った。

もちろん今はiPhone7が発表されたばかり。次期モデルはまだ一年も先の話になるのだが、ここ数年のAppleは新商品を発表する度に「イノベーションかない」と酷評されている。Apple自らがユーザーへ高い期待値を設定してしまったのだ。果たしてその壁を越えられるのか。iPhone7が届いてもいないというのに、次のモデルの行く末が気になってしまった。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。