いい話と悪い話は、どちらを先に話すと良い結果になるか

いい話と悪い話をする場合、どちらを先にすべきでしょうか。特に商談では、「悪い話の印象を和らげたい」という気持ちが出てきます。

話す順番で印象が変わるとしたら、実行したほうが断然良いです。

つい先日、2つのケースを同じ日に体験する機会がありました。自分の感覚ではいい話を先にして、その後に悪い話をされたほうがすんなりとその結果を受け入れることができました。

その理由を自分の心をなぞりながら説明します。

悪い話を先にすると、悪いイメージが最後まで残る

知人と電話で話をしていると、「お願いごとが2つある」と言われました。まずはあまり自分にとって良くない話(悪い話)をして、その後いい話をしてくれました。

そうすると悪い話の印象が頭に残ったままで、いい話がそれほど響かないんですね。「それとこれとは話が別」と認識して、厳し目に受け答えをしました。

良い話を先に聞くと、良い気分のまま最後まで受け答えをする

同じ日に別の人から電話がかかってきました。その人も頼み事が2つあるとのこと。まずはぼくにとって良いことを話してくれました。

すると少し気分が上がるので、その後に悪い話をされたところで「ああ、そうですか。いいですよ」とほぼ引っ掛かることなく受け入れたんですね。最初の話が残す印象は強いのです。話す順番って大事だなと思いました。

良い話→悪い話の順で話すとうまく着地しやすい

双方の話の重みは同じ程度です。この経験を踏まえて、話す事柄の順番が心理的に作用する部分は大きいと感じました。

誰かへあまり良くないことを話さなくてはならないときは、まずは良い話を用意してそれを先に話すと着地しやすいのかもしれません。謝罪に行くときに手土産をわたしますが、それは理にかなっていることなんですね。

こういった機会があれば、試してみてください。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。