シンガポール旅行記 2-9 チキンライスを求めて

2016-12-06 16:52

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マックスウェル・フードセンターとは、チャイナ・タウン近くの小さな屋台が集まった場所です。きちんと屋根があり、食事をするためのテーブルや椅子も設置されています。所狭しと飲食店が並んでいて、地元民から旅行者まで様々な人が食事を楽しんでいるスペースです。

 

そこへシンガポール名物のチキンライスを目当てに訪れてみようと思いました。チキンライスとは何か。日本で言うケチャップライスのことではありません。現地名で、海南鶏飯(ハイナンジーファン)と言います。元々はシンガポールへ移住した海南島出身の中国人が伝えたと言われいてます。鶏肉を蒸し茹でして、その茹で汁でご飯を炊き、それら二つがそれぞれのお皿に盛られてきます。お店によってはご飯の上に直接、鶏肉を載せるところもあるようです。ともかくそれがシンガポールの庶民料理として有名と聞き、食べてみようと思ったわけです。

 

現在地のオーチャードロードからNorth East Lineに乗り、Dhoby Ghaut Interchange駅から二駅目のChinatown駅で下車しました。そこから徒歩7分ほどのところです。チャイナ・タウンをじっくり見てみたい気もしましたが、日も暮れはじめたので真っ直ぐ目的地まで歩いていきました。

 

ちなみにシンガポールは赤道直下の国のため、日の出日の入りがほぼ一定の時間となります。1月であろうと7月であろうと、変わらず19時ごろ日が沈むのです。チャイナ・タウンに着いた後は、西日を受けながら歩きマックスウェル・フードセンターまで辿り着きました。たくさんの店舗がある中、お目当ては「天天海南鶏飯」という店です。シンガポールのチキンライスについてネットで検索すれば必ずヒットするほど有名なお店のようです。

 

軒先の小さな店一つ一つを確認しながらその店名を探しました。しかし残念なことにすでに閉店していました。このショックたるや。あてが外れてどうしようかとうろついたところ、角に「興興海南鶏飯」というお店を見つけました。まあ地元の名物料理なので、別の店でも味に大差はないでしょう。そう思い込んで、このお店でチキンライスを頼むことにしました。

 

サイズを大中小の三種類から選べるようになっていました。3〜5シンガポールドル(約231円〜385円)です。同じタイミングで高校生っぽい男性がオーダーをしたがっていたので、「お先にどうぞ」と譲ることにしました。

 

高校生は注文をした後、ポケットからいっぱいの小銭を取り出して、細かいセント硬貨で支払いをはじめました。お店のおばちゃんは僕を見ながら苦笑いです。僕も高校生ぐらいの時に同じようなことをした覚えがあります。他人事とは思えず、おばちゃんには「しょうがない、そういう年頃だから」といった感じでうなづいておきました。(続きます)

 


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