シンガポール旅行記 3-2 GoogleMapの場所が違う!

日差しはなく、曇り空が彼方まで続いています。と言ってもシンガポールは赤道直下。30度近い気温があります。歩いているうちに体力がどんどん奪われていきました。朝から疲れたくないため、かなりゆっくりとした足取りでお目当ての店へと向かいます。ちなみに歩道にはゴミひとつ落ちていません。さすがポイ捨てで罰金を取られる国ですね。

GoogleMapに従って歩くこと約10分。目的地に到着したはずが、それらしいお店が見当たりませんでした。建物があるにはあるのですが、立派な門構えのある、しっかりとした一軒家です。確か地元住民がよく通っているお店と書いてあったような気がします。目の前の建物は、それほどカジュアルなところには見えませんでした。

「なんかおかしいな」と思い、ネット上でもう一度、黄亜細肉骨茶餐室を調べました。今度はGoogleMapへ、そこに表示されている住所を入力してみます。すると今いる場所から徒歩で20分ほど離れた場所をナビされました。理由はわかりませんが、「黄亜細肉骨茶餐室」で検索を掛けると、GoogleMap上では別の場所が示されるようです。ひょっとしたら移転などして、昔の住所が記録に残っているのかもしれません。

「ここから、さらに20分も歩くのか」と愕然としました。しかし諦めるわけにはいきません。周辺はハイウェイと高級そうなマンションがあるばかり。他にめぼしい飲食店もないのです。朝から歩きっぱなしでうんざりしてきましたが、トボトボと残り20分ほどの道を写真を撮りながら歩くことにしました。

15分ほど歩いていくと、徐々に賑やかな通りになってきました。大衆食堂っぽい飲食店も見られます。どうやらこの近辺のようです。ナビを頼りに進んでいると…、ありました!お目当ての黄亜細肉骨茶餐室です。映画に出てくるような昔ながらの中国の食堂といったレトロな雰囲気のお店です。テーブル席が20ほどあり、その1/3ほどがお客で埋まっていました。

一人で来たことを店員に告げ、入り口近くのテーブル席に腰掛けます。メニューをざっと見ましたが、何が書いてあるかよくわかりません。おそらく一番最初に書かれているのがバクテーだろうとあたりをつけます。

オーダーを取りに来た店員へ、指差しでそのメニューを注文しました。すると店員は「ライスは?」と聞いてきます。ご飯も食べたいなと一つ注文します。するとさらに、「お茶はいらないのか?」と聞いてきます。メニューを見るとまあそれほど高いものでもないため、頼むことにしました。(続きます)