シンガポール旅行記 3-3 念願のバクテーを食す

去り際に店員は、店内の一箇所を指差して何かを告げていきました。何だろうと指差す方向へ行ってみます。するとそこには、チリソースと輪切りにした唐辛子がありました。どうやら自分の好きな分だけ小皿に取ってよいようです。といってもそんなに多く唐辛子を取ってもしょうがないので、少しだけ入れて自分の席へ戻りました。

しばらくすると、ようやく念願のバクテーの登場です。朝から歩いてきて、ついに実物を見ることができました。GoogleMapに振り回され何十分も歩いただけに、喜びもひとしおです。

茶色に濁ったスープに骨付きの豚肉が幾つか入っています。皮付きのニンニクも入っていました。見た感じでは非常に美味しそうです。一口、豚肉を食べてみます。煮込んであるわりにトロトロというわけではなく、しっかりと歯ごたえがあります。噛むほどに肉の旨味が滲み出るようです。スープもコクがあり、美味しいです。

しかし自分の味覚では少しだけ薄味に感じました。試しに取ってきた唐辛子を中へ入れてみます。箸でかき混ぜ豚肉を食べてみると、かなり辛さが増しました。食べれないほどではないですが、スープを全部飲み干すと口の中が辛さで危険なことになりそうです。豚肉とニンニクと一緒に白いご飯を食べ、スープは残すことにしました。

一緒に頼んだ冷たいお茶を飲みながら、次の行き先を考えます。最寄り駅のFarrer Park駅に乗れば、二駅でLittle India駅に行くことができそうです。しかしそのためには、Farrer Park駅まで約600メートルの道のりを歩かねばなりません。朝から歩きづめでもはや修行のようになってきています。まあこれも海外へ来た際のお決まりのことです。

ともかくこの店の代金を支払います。12.35シンガポールドル(約950円)でした。なかなかのお値段がしました。店の外へ出てGoogleMapを起動。まずはNorth East LineのFarrer Park駅を目指します。(続きます)