カフェでの仕事はなぜ集中できるのか

カフェで仕事をすると集中力が高まり、短時間で期待値以上の成果を出すことができます。これはなぜ何でしょうか。その理由を少し考えてみました。

自分以外に人がいるから

まずは、自分以外に人がいるということがあります。自分の部屋であれば当然ながらその空間にいるのは自分ひとり。しかしカフェでは、客がいなくても店員さんがいます。別に僕のことを常に見ているわけではないでしょうが、同じ空間に人がいるとなぜか集中力か高まります。見られているという意識が働いて、緊張感が生まれるのだと思います。

雑音が集中力を高める?

また普段、部屋で仕事する時は、ノイズキャンセリング・イヤホンをつけることが多いです。空調や冷蔵庫のモーター音など、生活音を遮断したほうが集中力が高まるからです。それがカフェの中にいると、その場で聞こえてくる雑音が集中力を高めてくれるように感じます。適度なボリュームの音楽やなんとなく聞こえてくる人の声、カップの音などが心地よく感じるのです。

この理由を裏付けるサイトがないかと探してみたところ、「ためしてガッテン」の脳もビックリ! 集中力アップ大作戦というページを見つけました。2007年8月に放送された内容をまとめたもののようです。

この中で、集中力を妨げるものとして、「自分に関係のある情報」が取り上げられています。知り合い同士が近くで話していると、そちらの会話が気になり集中できなくなりますよね。脳の意識が分散してしまうからです。

そう思うと確かにカフェで耳に入ってくる雑音は、自分に関係のないものです。隣の席で話し声が聞こえたとしても、集中の妨げになりません。つまり「カフェの雑音が集中力を高める」というよりも、「カフェの雑音は集中力に影響しない」という方がより正しい見方かもしれません。

バッテリー切れというリミットがある

後は単純に、パソコンのバッテリーに限りがあるというのもあります。電源を確保できない場合、バッテリーが切れれば作業を続けることができません。締め切りがあるとそこに合わせて終わらせようという意識が自然と生まれます。そういった物理的な問題で、作業に集中せざるを得ないということもありそうです。

新しい着想を得るため、外へ出よう

いくつかの要因が重なって、カフェでの作業は効率を高めてくれるようです。同じ環境でずっと仕事をしていると、新しいアイデアも生まれてきにくくなります。意図的に環境を変えるという意味でも、カフェでの仕事時間を定期的に設けていきたいです。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。