落ちる問題をとりあえず解消。AirPodsのレビュー

AirPodsを始めて見たときの印象は、「小さい」でした。

早速、蓋を開けてみます。そばに置いてあったiPhoneへ、まさに一瞬で接続が完了。

事前に色々なサイトを見てつながることの簡単さは知っていましたが、ここまであっさり接続できるとは。こういう驚きを体験できるのが、Apple製品の魅力ですね。

耳の中へ入れて、Spotifyのプレイボタンを押してみます。

レビューサイトを見る限りでは、「頭を振っても外れない」というのを目にしていました。なので耳へのフィット感について深く考えていなかったのですが、僕の耳には合わなかったです。

着けて歩いてみると、外れて床に落ちてしまいます。頭を揺らさないように水平にバランスを保てば落ちないですが、そんなストレスのかかる状態で着けたくないですね。

いやー、これは弱った。無駄な買い物をしてしまったか。そんなことを思いましたが、世間には僕と似たような状況の人がいるものです。

「AirPods 外れる」などで検索を掛けてみると、同じ悩みを持っている人のサイトがいくつか出てきました。

それらを確認してみるうちに1つの対策が見えてきました。要は外れないようにする補助アイテムを取り付ければいいのです。

調べるうちに「Earhoox 2.0」という製品に行き当たりました。それを付けると耳の内側へフィットし、外れなくなるようです。

価格はAmazonで千円あまり。もしこれでダメだったとしても、まあ諦められる金額です。

商品到着後につけてみたところ、耳の中にしっかり固定され問題は解決しました。

しかし、物事はそううまく運びません。このホックを付けると充電を兼ねたケースの蓋が当然のことながら閉まらないんです。

接続が悪くなるのか、充電もうまくできません。どうしたものかと思いましたが、しょうがないですね…。

これをはめないとずり落ちてしまうため、使用する時にはホックを付け、充電時にはそれを取るという一手間を加えて使用することにしています。

その手間さえなければ、この製品はなかなかいいと思います。

なにしろコードがないというのが素晴らしい。イヤフォンはいくつか持っていますが、ワイヤレスだと個人的に便利なことがあります。

月に何回か取材音源を文字起こしするという作業が発生するのですが、その時に使用するとかなり作業環境が良くなるのです。

これまでのやり方はPCのイヤフォンジャックへ端子を挿し、音源を聞きながらキーボードを打鍵するというものでした。

これだとどうしてもイヤフォンのコードが邪魔になり、多少ストレスが掛かるんです。それがAirPodsを使うようになってから快適になりました。

ワイヤレスのため再生・停止の操作からコンマ何秒くらいのタイムラグは発生します。でもそれは気にならないレベルです。

それよりもコードのない素晴らしさほうがよほどいい結果をもたらします。

他にもPCので映画を見るにも邪魔にならないし、着けながら電話を受けられるし、着けっぱなしで部屋の中を歩き回っています。

AirPodsは「どうしても必要」という製品ではないかもしれませんが、僕は買って良かったです。

新しいコンセプトの商品は、体験してみるだけで楽しいですね。しばらくはAirPodsをつけながら部屋の中を過ごしてみたいと思います。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。