MacBook Pro Late 2016 レビュー 後編

スピーカーの音が想像以上に良好

新型MacBook Proのレビューの続きです。他に、明らかに性能がアップしたと感じたのはスピーカーでした。キーボードの両脇に2つのスピーカーがついています。MacBook Proで映画を観た時、その音の良さにすぐに気づきました。クリアで、低音も以前よりしっかり出ています。外付けスピーカーが必要だったのは昔の話。このまま映画も音楽も普通に楽しめます。

こうして書いていくと、速度がアップして形状もより小さく軽くなった。スピーカーの音も良好でバタフライ構造のキーボードは言うことなし、といいことづくめのように思えます。一つよろしくない点をあげるとするなら、接続端子がUSB-Cとイヤホンジャックのみになったことでしょうか。

SDカードスロットの廃止は痛い

USB-CはMacBookから採用された規格です。以前は充電とUSB端子に分かれていましたが、この新規格によって充電とデータの転送も両方行えることとなりました。こう書けばいいことのように思えますが、データを扱う際の世間の主流はUSB端子です。そのため、USBメモリーを使う時には一つアダプタをかます必要が出てくるのです。これがまあ普通に面倒なんですね。

全モデルのMacBook Proには、SDカードのスロットがついていました。プロ向けのラップトップであるMacBook Proには、SDカードを刺す機会がしょっちゅうあります。そのためスロットのついている以前の形状はとても便利なものでした。新型はUSB-CからUSBに変換するアダプタをつなぎ、さらにカードリーダーをつなぐ必要があります。なんとまあ面倒なことでしょうか。

しかししょうがないことですね。それが気に食わないなら買わなければいい話です。USB-Cという独自端子にするというルールをAppleが決め、その製品を自らが選ぶなら従うほかありません。おそらく近い将来、デジタルカメラのデータはすべて無線を通しPCへ取り込むことになるのでしょう。ワイヤレス化を率先して進める企業がなければ、デジタル機器は進化しません。このめんどくさい変換は技術が追いつくまでしばらくの辛抱だと思い、我慢して使っていきたいと思います。

といった感じで、二日間に分けて感想を書いてみました。最後にディスってしまったため印象が悪くなったかもしれませんが、トータルでは非常に満足度の高い製品です。これを使ってガシガシと作業を進めていきたいと思います。