パソコンは自力で覚えていくのが楽しい

とある大学の教科書を見る機会がありました。そこにはWindowsPCの使い方が書いてありました。おそらく就職してから仕事で役立つようにと、新規メールの作り方やファイルの保存の仕方、マイクロソフトオフィスの使い方などが書いてありました。

それらを読んでいて思ったのは、非常に説明がつまらないということでした。何も大学の教科書だから退屈というわけではないのだと思います。パソコンの使い方を文章にしていくと、どうしてもつまらないものになってしまうと感じました。

ではどうすればおもしろく学ぶことができるか。やはりそれは、必要に迫られてこそ関心が出てくるものだと思います。例えば友人の結婚式の余興ムービーを作ることになったとします。動画編集をすべてスマホの小さい画面でやるのは厳しいです。やはりパソコンでの作業が必要になると思います。

そうなると、使うのはWindowsにするかMacにするか。ソフトは何を使うか。そうやって一つ一つ手探りで作業を進めていくと、必ず躓くところがたくさん出てきます。本屋に行って指南書を買ってくるかもしれないし、Googleで検索しまくって疑問を解消しながら進めていくことになるかもしれない。ヤフー知恵袋に質問をしまくるかもしれません。

どうしてそんなに必死になる必要があるのか。それは結婚式までに動画を完成させるという明確な目的があるからですね。そして必死になれば必ず作品は完成します。自分の手で作り上げた作品は、何度見返しても飽きないくらい気に入るものになる。余興ムービーといえど、達成感は相当あるはずです。

一つ作品ができれば、もっと動画をやってみたくなる。パソコンでできることをもっと突き詰めてみたくなる。そういう風に主体的に取り組み始めると、パソコンを覚えるのがおもしろくなると思います。

かたや大学の教科書で学ぶパソコン操作は、それがいつ必要になるのかさっぱりわかりません。エクセルのマクロを教えられても、使う機会というのが現状ではイメージできない。やはりパソコンは教科書を読んで覚えるものじゃなく、手探りで失敗しながら自力で操作していくのが楽しいと思います。

大学でパソコンの操作を教えることで、一層、若者のPC離れが進むんじゃないだろうか。教科書を読みながら、そんなことをぼんやりと考えました。