何を、どのように撮りたいのか

2017-03-14 21:46

 

 

最近、カメラに関するモチベーションが上がり続けています。といってもそんなに撮りに行ってはいないんですが。今さらながら、たくさんの本を読み出して色々と勉強をしている感じです。

 

カメラに関しては師匠がいなくて、誰に教わるでもなく自分の感覚だけで撮っていた時代が長かったです。恐ろしいことにそれで満足していました。なかなか上手いじゃないかと。そうしているうちに、ウェディングのムービー撮影というのをやりはじめました。その時に、婚礼カメラマンのすごさを目の当たりにしました。

 

婚礼カメラマンの上手い人は、本当に魔法を使ったような素晴らしい写真を撮ります。商業写真でありながら、芸術の域に達しているものも数多くあります。そういったすごい作品を知るうちに、自分の世界観がガラッと変わりました。「これはダメだ、感覚で撮っていては一生うまくはならない」そう思ったんです。外の広い世界にようやく気づいたんですね。写真に関する本や他の人の作品を見始め、基本的なことを独学で身につけていきました。

 

そうして仕事でも人物のスナップ撮りや広告用写真をぽつぽつと撮っていきました。メインの仕事ではないためそれほどの数はこなしていませんが、それでもある程度は撮れるようになってきたかと自信が出てきました。そして、自分の作品を撮りたいと思うようになってきました。

 

自分の作品を作るとなれば、そこには自分独自の個性が必要となります。例えば露出一つとっても、一般的に適正と言われるものばかり狙っても当たり障りのない写真を量産するだけです。自分が撮りたいと思う被写体、それを表現するための露出を主観的に選んでいく必要があります。自分が良いと思う基準がいるのです。

 

最近になってようやくそういう段階に意識が動いてきて、写真にはどういった表現があるのか手当たり次第に本を読み出している感じです。しかしこれは写真に限ったことではないのかもしれませんが、そういう「自分の主観」というものは理屈で考えれば考える程、自分が何を撮りたいのかというのがよくわからなくなってきますね。困ったもんです。

 

クライアントに要求される広告写真に必要なものは、内容を読み取る能力とそれを表現する技術力です。こういうものは数をこなしていけば、自然と撮れるようになります。しかし枠をなくして自分が「何を、どのように撮りたいのか」を考えてみても、まだよくわかりません。まだまだ入り口にも立てていないのだと思います。

 


Category:写真

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