春と言えば桜です、誰がなんと言おうと

もしかして、これまでの人生で一番、桜を撮っているかもしれません。最近撮った写真を眺めてみると、桜の写真ばかりです。ふらっと街中へ出かけ、何か惹かれるものがないかと気の向くままレンズを向けます。そうして家に帰ってLightroomで見てみれば、桜の写真ばかりなのです。

改めて街中を歩いてみると、桜というのは本当にそこらじゅうに植えられています。春のわずか2週間ばかりしか咲かない花。一斉に咲き出すこの季節まで、街にそれほど桜が植えられるているとは思いません。一年間、じっと息を潜めて春が来るのを待ち、ぱっと一斉に花開いて潔く散っていく。

この姿を見て、心奪われない日本人はいないのかもしれません。それはもちろん、僕を含めて。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。