お金は効果的に使ってこそ、稼ぐ意味がある

お金は稼ぐことよりも、「何に使うか」が重要だと思います。稼いだお金を生かすも殺すも使い方次第。身の丈に合わない高級な衣服や高い車、贅沢な食事などに浪費してしまうと、ただ使っただけでリターンがほとんどないという自体になります。お金はモノやサービスを手に入れるための道具です。その機能を活かせる使い方をすれば、将来、別の形で自分の元へ返ってきてくれます。

そういった意味で一番コスパの高い使い道は、本を買うことだと思っています。僕はおそらく月に2〜3万円分くらい本を買うことに使っています。冊数にして15〜20冊です。ひと月にそれだけの書籍を読めば、結構な知識が自分の中へ入ってきます。自分が習得したいと思うことに関係していれば、その効果は投資した金額を確実に超えていきます。

本は一冊2,000円もしない安価なものですが、もっと高額なもの、数万円単位で何かを買って自己投資とすることもあります。その中で一番リターンが大きいのは、やはり海外旅行です。

近隣のアジアでもまとまった日にちを行けば、10万円ぐらいは掛かります。物品と違い、手元には何も残りません。それでも10万円以上掛ける価値は十分にあります。やはり日本と違う国に行き、しばらく滞在するだけで得るものはたくさんあるのです。それらはすぐに何かしらメリットをもたらせてくれるというわけではないですが、普段考える事へ良い影響をもたらせてくれます。世界は広く様々な文化の人がいる、そんな多様性も自然と感じられます。

物品で言えば、やはり投資として効果が高いのは仕事に関するものです。毎日使うスマホやパソコンは、高性能のものへ替えればそれだけで効率がアップしリターンをもたらします。撮影機材も性能の良いものを新たに導入すれば、撮影した素材の質が上がり、クライアントはもちろん自分自身の満足度もアップします。

今年に入って一番投資してよかった機材は、Nikonの24-70mm/f2.8という標準ズームレンズでした。23万円くらいもする非常に高額なものでしたが、これを導入したことで動画撮影の素材のクオリティが確実にアップしました。毎週のようにやっている仕事だけに、投資した分のリターンも大きいです。

今年はこのズームレンズに限らず、まだ新しいレンズを買うでしょうし、海外旅行へも行くつもりです。お金を稼いで終わりにせず、効果的に使って現在の自分をどんどん追い越していきたいです。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。