ライターとカメラマンでは使う脳のモードが違う

先日は久しぶりに取材系の仕事がありました。ライター&カメラマンとして能登方面の総合病院へ行き、医療従事者の方々にお話を聞いてから媒体へ掲載用の写真を撮ってきました。

春頃には毎年、看護師さんのインタビューをたくさんするというお決まりの仕事があります。それが3月一杯くらいに終わり、2ヶ月ほど空いて今回の案件が来た感じです。

ライター&カメラマンという立場で仕事をして改めて思ったのは、やはりこの2つは「脳みその使っている部分が違う」ということでした。ライターの仕事は、基本的に受け身の態勢になります。話を引き出すためには、こちらがしゃべってばかりではいけませんよね。脱線しないよう適度に質問を入れながら、相槌を打って話を聞くのがメインとなります。

一方、カメラマンの仕事は受け身ではできません。媒体の完成形をイメージして、瞬時に構図やアングルなどを決めていかなくてはなりません。風景や静物を撮るなら自分のペースでやれますが、人物を撮る時には良い表情を引き出す必要もあります。

つい先程までうなづきながら話を聞いていて、それが終わりすぐ人物の撮影となると、脳が戸惑っているのがわかります。処理が追いつかないという感覚ではなく、脳のモードが違うという感じです。インタビューをやっていた脳を一旦クリアにして、撮影のモードへと変更する必要があるのです。

ただ、どの媒体も予算縮小の傾向にあり、これからますます「ライター&カメラマン」という形態は求められてくると思います。脳の戸惑いをなだめながら、その形態でもきちんと結果を残せるよう、常に準備はしていきたいですね。