マレーシア一人旅 1-2 現地通貨とSIMカードを調達

ほぼ定刻通りに飛行機はマレーシアのクアラルンプール国際空港に到着した。機内の他の乗客に混じり飛行機から降り、空港の中へと入る。長い廊下が続き、なかなか入国手続きのゲートに着かなかった。

歩きながらスマホの電源を入れて、空港のWi-Fiを探してみる。クアラルンプール国際空港には無料Wi-Fiが飛んでいて、すぐに電波を拾うことができた。すごく簡単である。そのまま日本のメールやSNSなどをチェックしながら進んでいき、入国ゲートに到着した。幸いなことにマレーシアは入国カードの記入が必要なかった。そのままパスポートだけを提示し、問題なく入国は完了。かなり順調である。

入国するとまずやることは、現地通貨の調達だ。空港で換金すると高めの手数料を取られるため、いつもクレジットカードの海外キャッシングを利用している。クアラルンプール国際空港に隣接しているショッピングモールへ移動し、窓口にいるインド系の顔立ちをしたお姉さんへATMの場所を聞いた。教えてくれた道順を歩いてみると、4〜5台のATMが並んでいる一角へ行くことができた。

ここですぐにカードを入れることはせず、まずはネット上でマレーシアでのATMの使い方を調べてみる。どこの国でも同じである。カードを入れて“pin(暗証番号)”を入力、“ WITHDRAWAL(出金)”を押して引き出したい金額を入力するという流れになる。

マレーシアの通貨はリンギット(MYR)である。1MYRは日本円で約26円(今日現在)。いくら引き出そうかとしばし考え、とりあえず300MYR(約7,800円)にすることにした。

現地通貨を手に入れた後は、現地のSIMカードの購入である。現地通貨とSIMカード、この2つを手にすれば、安心して街へ出ることが可能になる。逆に言えば、この2つが揃わないと何もできない。

ショッピングモールにはいくつかのSIMカード売り場が並んでいた。どの店も日本の携帯ショップのように明るく、清潔そうなお店である。どのメーカーがいいのかまたもやWi-Fiがつながっているスマホで調べてみる。どうやらCELCOMやDIGIという会社のものが、速度や通信範囲の面で安心なようだ。

CELCOMは見つけることができなかったが、DIGIは空港から出てすぐのところで見つけることができた。中へ入ってみると、カウンターに若いアンちゃんが4〜5人並んでいる。みんな自分のスマホをいじくっていたり談笑していたりして、僕の方へは見向きもしない。おーい、客ですよ!おいら客ですよ!とアピールしないと、取り合ってもらえないシステムのようである。カウンターに近づいてアンちゃんの一人へスマホを見せ、“Sim card please”と話しかけると、すごく面倒くさそうな顔をしてプラン表を見せてくれた。

いくつか種類があるなか、5GBで一週間使えるものを選んだ。料金は20MYR(これ、プランや料金をあんまり覚えていません。たぶんこのくらいでした)。スマホをアンちゃんへ渡すとピンでスロットルを引き出し、鼻歌を歌いながらSIMを入れ替えている。

ものの一分でSIMの設定は終わったらしく、アンちゃんは何も言わずスマホを返してくれた。「電波はつながっているのかな」と電源を入れてみると、しっかり4Gをキャッチしていた。“Thank you!”と声を掛けると、“You’re welcome”と早口で返しすぐに別の店員と談笑を始めた。なかなかクールな接客である。(続く)

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