マレーシア一人旅 2-3 ツインタワーを諦める

2017-07-01 23:02

 

 

しばらくタワーの先を目指して歩いていくと、どうやら目的地にたどり着いたようだった。見上げると先が見えないくらい高いところにタワーの先端が見える。どこから入るのだろうと周囲を歩くと、いかにも正面玄関といった大きな入口にたどり着いた。

 

他の観光客に混じり中へ入ってみる。ショッピングモールが併設されているのか、高級そうなブランドショップやレストランなどが並んでいる。さて、タワーはどうやって登ればいいのだろう。

 

それらしい案内板が見当たらないので、ネットで調べてみることにした。スマホで検索するとどうやらツインタワーへ上るには、事前に予約が必要らしい。スマホ上でできるようだが、表記はもちろんすべて英語。すぐに予約を完了できる自信がなく、あっさりツインタワーを上るのは諦めることにした。

 

まあ一応ツインタワーは間近に見たし、中にも入れたのでこれで良しとする。そのままスマホを操作して、次の目的地を選択することにした。ホテルでいくつかピックアップした観光名所は、ツインタワーの他にイスラム美術館、KLタワー、バツー洞窟といったところ。次に行ってみたいのは美術館だった。イスラム美術館というのが何を展示しているのか定かでないが、ここを目的地に決めた。

 

ペトロナス・ツインタワーからイスラム美術館までは、徒歩で1時間。電車を使っても徒歩30分を含めトータル1時間弱かかる。マレーシアは発展しているとはいえ、まだ電車が整備されていないようだ。東京のようにどこへでも電車で行けるというわけではないのである。かといってこれから1時間の道のりを歩く気は、もちろんしない。

 

となると車での移動となるわけだが、タクシーよりもUberが使えないかと試してみることにした。Uberはスマホで車を呼び出せる配車アプリである。スマホ上で目的地を入力すれば、Uberに登録した近くにいるドライバーがピックアップして乗せていってくれる。決済はスマホに登録したクレジットカードから引き落とされるので、ボラれる心配もない。

 

Uberは一度だけ東京で使ったことがあり登録はしてあった。アプリを起動してみると、自分がいるところの地図が表示された。空いている車も道路上に何台か映し出されている。試しに行き先を入れてみて次の画面へ進んでみると、「登録してある電話番号と違いますよ」といったアラートが出てしまった。空港で買ったマレーシアのSIMに差し替えたため、スマホの所有者が違うかもしれないと警告されたのだ。

 

そこで入れているSIMの電話番号を調べ入力することにした。自分の電話番号はiPhoneの通話アプリをタップして、連絡先を表示すれば一番上に出てくる。その番号を入れてみると今度は、「海外のSIMカードを使う場合は、こちらをご覧ください」といった表示が出て、urlが書かれていた。そのurlをタップしてみたが、ブラウザへリンクされていないようだ。画像らしくコピーもできないので、手入力でブラウザにurlを入れなくてはならない。

 

ここまで進めてみて、ものすごく面倒になってしまった。Uberにこだわらずとも、多少ボラれても構わないからタクシーに乗ったほうが早いんじゃないか。そう思いながらツインタワーの外へ出て、建物の周りを歩いているとタクシー乗り場を発見。タクシーが並んでいる場所の先頭に、台の上にパソコンを置いた男性がいる。どうやら前払いのチケット制になっているらしい。前払いは料金が確定するので安心である。

 

願ってもないとその男性へ近づき「イスラム美術館まで行きたい」とスマホを見せながら言ってみると料金を提示してきた。36.30MYR。日本円で約944円。まあ歩けば1時間掛かる道のりである。1,000円程度なら良しとしよう。料金を支払って、乗り込むことにした。(続く)

 


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